U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

子どもの相性

367 特支学級記1/20水 子どもの相性

 

 

朝、いつものように立哨。

今日は大寒というだけあって寒い。

 

1時間目。

CDと授業。

今日も他の支援級の男の子Fが1日過ごしている。

国語の教科書を読む。

授業の途中でFが自分のクラスに忘れ物をしたからと取りに出ていく。

2、3分するとそのクラスの担任がやってくる。

教室で好き勝手やっているからお願いしますとのこと。

CDに教科書を読んでいるよう指示を出してから向かう。

教室に着くと机の上に乗って遊んでいた。

落ち着いた声と表情、態度でFに声をかける。

一緒に私の教室へ戻る。

その後、授業を再開。

教室に戻ってからは落ち着いて過ごしていた。

 

2時間目。

全員交流の時間なのだが

Eが図工の課題を終えてこちらでの学習となった。

ただ、何も書いていない誰かの版画の板を持ってきてしまったので

一緒に交流へ返しに行く。

Fには、教室でレゴをして待っているように伝える。

教室へ戻ってくると、また自分の教室に戻ってやっていた。

EにFを教室に戻るように話してほしいとお願いした。

実に上手にFのことを誘い出していた。

下の子の面倒を見るのが本当に上手だ。

 

3時間目。

CDFと授業。

CDとは算数を行った。

Fにも少し勉強したらと言うと漢字のドリルをやり始めた。

勉強するだけで合格だ。

そのあと、Fが天気の子が見たいと

自分のクラスからDVDを持ってきた。

CDの学習が終わってからという約束をし

それまでは教室の中で静かに過ごすことと話をした。

しっかりと決まりが守れたのでDVDを見る。

外発的動機付けでも最初は構わないから

約束や決まりを守ることは良いことだということを

しっかりと印象付ける。

 

4時間目。

全員交流の時間。

Fと学習する。

1対1で対応することができれば

落ち着いて学習に向き合うことができる。

Fはとにかく構ってほしいのだ。

途中、授業で嫌なことがあったとCが戻ってきた。

ゆっくりと話を聞き、気持ちを落ち着かせる。

授業の最後には交流に戻り学習に参加することができた。

疲れもそろそろ出てくる頃だ。

気持ちが不安定になる。

コミュニケーションをしっかりとって心のケアをしなければならない。

 

昼休み。

今日はバナナおに。

 

5時間目。

ABEFと授業。

それぞれの課題に取り組んだ。

学習のあとは教室で過ごした。

すぐにカッとなってしまうFだが

年上の5、6年生に相手をしてもらうと嬉しいのか

楽しそうに過ごしている。

軽い冗談なんかも言っている。

子ども同士の相性もあるのかもしれないが

非常に落ち着いて過ごすことができた。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

今週は残り2日です。

週5日はやはり長く感じます。

土日が待ち遠しいです。