U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

イレギュラーウィーク

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特支学級記6/30 イレギュラーウィーク

 

今日から、授業参観が始まる。

密を防ぐために地区ごとに日にちをわけて

さらに、教室に入れる人数を制限するため2,3,5時間目の参観となる。

つまり1日3時間も誰かしらの保護者が参観しているわけである。

これが金曜日まで続く。

そしてこの天気。

厳しい1週間になりそうだ。

 

1時間目。

全員交流。

 

2時間目。

ABと授業。

スケジュールを組ませる。

それなりにがんばった。

途中CDEの交流の様子を見に行く。

Eは相変わらず廊下で授業を受けるスタイル。

教科書を開いて、板書を見て、話を聞いている。

よくやっていた。

CDも教室でよくやっていた。

読み方や見るべきページを時々教える。

 

 

3時間目。

CDEと授業。

CDにはスケジュールを組ませる。

Eは書写だ。

CDは漢字をやっている。

問題が解き終わるまで

ABの交流の様子を見に行く。

教室に入って椅子に座って授業を受けていた。

もしかしたら厳しいかもしれないと思っていたが

2人ともよく頑張っていた。

教室に戻ると3人とも準備ができ待っていた。

課題を終えてCDEはリラックスタイム。

こういうイレギュラーな日は

気づかないうちにストレスがたまっている。

できるときにちょっと緩めてやる。

それぐらいデリケートな子どもたちだ。

 

4時間目。

全員と授業。

スケジュールを組ませる。

学習を終えた後

国語、算数の全員の1学期の学習実施率を確認する。

1学期残り登校日が22日。

算数の課題残りEが11ページ、ABCDが22ページ。

国語の課題残りEが91ページ、ABCDが64ページ。

算数は毎日やれば問題なく終わる。

問題は国語だ。

教科書を私が読んでいるのを聞き、その後質問に答えるのだが

1日3ページ以上もやらなくてはならないことになる。

どこまで一緒にできるだろうか。

この数値を見せた後

子どもたちは国語がやばいと口々に言いだした。

しかし、明日からちゃんとやろうと締めの一言。

明日からかいっ!と思わずツッコんでしまった。

 

昼休み。

あいにくの雨なので教室で過ごしている。

フルーツバスケットをやる。

Aが泣かせるようなことを言ってくれる。

「この教室で思い出がある人」

「この教室が好きな人」

「○○先生(私)とこのクラスでよかったと思う人」

こういうことを言ってくれてうれしいのだが

さらにこのお題で5人全員動くのだから非常にうれしい。

涙をこらえるのに必死だった。

一生懸命向き合ってきて本当によかったと思えた瞬間だ。

 

5時間目。

昼休みに遊び過ぎてEが体調不良を訴える。

給食の食べ過ぎもあるのだろうが、表情が暗い。

と思っていたら5時間目の英語が嫌だと

Aがキレて教室を飛び出していく。

教室を近くの先生にお願いしてAのことを追いかける。

幸いにも全員交流の時間だったため

教室に残ったのは体調がすぐれないEだけだった。

Aのもとへと向かう。

ふらふらと校舎内を歩き、15分ぐらいして少し落ち着いたのか

構ってほしくて汚い水をつけようとしてくる。

そこからの立ち直りは早かったが

教室に戻るまでには5時間目1時間分かかった。

Aと教室に戻ると

何やら教室の様子がいつもと違う。

Eが吐いてしまったのだ。

隣の教室の支援学級の先生が対応してくれていたが

大変申し訳ないことをしてしまった。

Eは吐いてすっきりしたようで

何事もなかったかのようにケロッと元気になっている。

 

6時間目。

嘔吐物の処理と教室の清掃をする。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

なんだかとても疲れた1日でした。