U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

見通しをもたせる

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特支学級記6/9 見通しをもたせる

 

 

今日は、朝から暑い。

最高気温が30℃越えだ。

熱中症には気を付けよう。

 

朝、立哨に行く。

子どもたちはぐったり。

体力が戻りきっていない上にこの暑さだ。

学校に来るだけで1日が終了してしまう子どももいるだろう。

 

1時間目。

全員が交流での時間。

今日はAが朝からイライラしている。

家で小さい弟がうるさくてよく眠れなかったとのこと。

こういう日は特に、〇〇しなさいとは言わない。

「この後、体育だよ。」

「もうすぐ時間だけどどうする?」

教えてあげるような言い方や提案するような言い方をする。

自分の意思で行動させるように促すためだ。

こうすると意外とすんなりいく。

もしもダメな時には話を聞きつつもいくつかの選択肢を提示する。

3つぐらいがベストだと感じている。

 

2時間目。

ABと授業。

スケジュールを組ませる。

誰がいるときでもそうだが

みんな漢字の学習は進んでやりたがる。

おもしろいものだ。

1年生のころに習った漢字から読みの総復習する。

適当なちょっとふざけた文章を黒板に書き

それを視写しながら漢字の横に読み方を書かせるのだ。

短い文章で3問出題する。

何かと3という数字は調子がいい。

漢字の後は、交流の様子を途中で見に行ったりしながら

教室で将棋をする。

最近、教室で流行ってきている。

頭を使うし、相手の動きを予想するから

脳を鍛えるのにちょうどいい。

勉強で脳を鍛えることが難しければ

違う方法で脳を鍛えればよい。

手段がちがうだけで目的は同じだ。

 

3時間目。

CDと授業。

スケジュールを組ませ、学習する。

途中、話をしているときに

1学期の残りの日数とワークや教科書の残りのページを示した。

見通しをもたせたわけだ。

すると、数字を見るなり

このままだとまずいからやらないとなーと話している。

見える化するのはやはり効果的だ。

気持ちは変わったが、行動が変わるのだろうか。

「次の時間にやろう。」

と話し合って決めたCD。

果たして・・・

 

4時間目。

全員と授業。

スケジュールを組ませる。

CDは残りのページ数を確認しながら学習をする。

ABEは、漢字の学習。

途中でABEも黒板書かれている数字に気づいた。

彼らも次からがんばろうという意識。

人によっては嫌かもしれないが

さらに個人個人の課題の進捗状況もこれから示していく。

今週やる気になり、中だるみしたあたりに提示する。

個人票を作るのは大変だが

その後の個人個人の取り組む状況の把握や

子どもたちの学習への向き合い方などを考えると

総合的に見て、メリットの方が大きい。

そういうことも考えて、生産性をあげていく。

 

昼休み。

今日も鬼ごっこ

学年があがってもこの習慣は変わらなかった。

適度な運動になってよい。

最近は2年前によく関わっていた4年生も一緒になってやっている。

こういうところでも子どもたちをつなげていく。

 

5時間目。

Eと授業。

算数のワークをやる。

どんどん進み、課題3ページ分やってしまった。

すさまじい早さだった。

1対1だと理解も早い。

その後、Eと話したり遊んだりしながら

交流の様子を見て回る。

ABの英語の交流に交流担任が付き添ってくれた。

なんともありがたい。

2人とも安心して勉強していた。

感謝感謝である。

 

6時間目。

全員交流の時間。

ABは理科のテスト交流からもらってきて

支援級で取り組んだ。

テストだけはやる気がある。

どんな子どもでも100点を夢見ているのかもしれない。

15分ほどでやり終えた。

2人ともがんばった。

 

今日は、ほんとに暑い1日でした。

へとへとです。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

今日は1週間で唯一の5時間授業。