U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

特支学級記5月10日

昨日は書く時間を作れないほど疲弊していた。

 

5月10日。

5時半に起床。

いつもより1時間も起床時間が遅くなってしまった。

疲れが溜まっている。

6時50分に学校到着。

子どもの記録と教室の清掃を行う。

7時35分、朝のあいさつをしに昇降口へ。

子どもたちから活力をもらう。

 

1時間目、国語。

3年生4人と授業。

やんちゃな2人は、英語の交流に行くことができた。

今日はかなり素直に行くことができた。

後ろ姿に声をかける。

4人での授業だが、理解力に差がある。

モジュール化する。

2人ずつに学習内容をわける。

音読→漢字→読み取りワーク

音読→読み取りワーク→漢字

漢字は1人でも取り組むことができる。

読み取りワークに取り組むときに、指導を行う。

この方法が今のところ学習指導がしやすい。

学習がしやすいというのは表現としてよくないが

支援員さんがいない状況で丁寧に見るためには現状ではベストであると思う。

 

2時間目、算数。

3年生2人と授業。

やんちゃな2人は、総合でパソコン室に。

算数は、1単元の総復習を行う。

1度取り組んだ問題を再び解かせる。

これで3度目。

自分でスラスラと取り組める問題が増えてきている。

わからないところは、教える。

子どもができるようになるためには、多くの問題に触れる必要がある。

家で計算ドリルの宿題は難しい家庭環境もある。

その分、学校で問題に触れさせる。

授業をパッと行い、習熟に時間をかける。

最初こそ「なんでこんなにやるんだ。」と子どもたちは思うが

やるたびにできるようになるため、自然と取り組むようになる。

自分でできるようになることは

子どもたちにとってかなり嬉しいことである。

意欲、自信が高まる。

すると、他の学習でもできるのではないかと

取り組む姿勢が変わってくるのである。

途中でやんちゃな2人の様子を見に行く。

環境問題に関するゲームを行っていた。

他の子どもたちも何人かやっていた。

環境問題のゲームもあるのかと驚いた。

いろいろな学び方がある。

 

3時間目、算数。

3年生2人、5年生4人と授業。

どちらも1単元の総復習。

プリント祭りである。

3年生は6枚、5年生は3枚。

やんちゃな2人も取り組む。

1人はかなり落ち着いてきた。

自分で取り組みながら、「先生教えてください」

とわからないところは聞くことができるようになった。

大きな成長である。

もう1人は、文句が非常に多い。

「長い」、「なんでこんなやらなきゃいけないの」、「めんどくさい」

そう言いながらも鉛筆は動き続けている。

取り組むようになったのは大きな成長である。

10分ですべて終えてしまった。

 

4時間目、体育。

3年生の学年の体育。

リレーの選手を決めた。

やんちゃな2人は書写の交流へ。

「行ってくる」と言い、習字セットをもって向かった。

20分ぐらいたって様子を見に行く。

静かに取り組んでいた。

 

5時間目、体育。

5年生の学年体育。

運動会のダンス練習。

ソーラン節を踊る。

1人は、体操着に着替え、少し遅れたが自分から授業に参加した。

もう1人は、虫をずっといじり、参加しようとしない。

「なんで暑くて体力が奪われる5時間目に体育なの」

「やだ、やりたくない」

これを連呼し、荒れる。

しかし、やらなければいけないことは自分でわかっている。

体操着もって、空き教室まで移動する。

体操着を渡す。

文句を言いながらも、着替えを始める。

着替えて、体育館へ向かう。

授業開始から10分たって参加することができた。

参加すると、あとは楽しみながらダンスの練習をしていた。

 

6時間目、省略(笑)

 

放課後、学年会。

もう少し話し方、内容がどうにかならないものか。

時間がかかりすぎる。

運動会での支援についての話。

学年での練習が毎日1時間以上ある。

話す内容は、全部学年任せ。

学年体育でお世話になるのに、自分たちは支援に行かず

支援、配慮してほしいことだけを考え、伝える気でいる。

これだから、支援級のポジションが悪くなってくるのである。

我慢ができずにベテランの先生方に向かって言った。

「交流の先生方も他の児童を見ながら配慮してくれています。配慮してみてくれているのだから、僕たちも1分2分でも時間を作って、見に行くべきではないですか。こちらもそういう姿勢を見せないと、全部任せきりではさすがにまずいですよね。」

こんなようなことを言ったのだが

まったく聞き入れるような態度ではなかった。

 

・教室を開けるのが難しい

・教室を開けている間に災害が起こったらどうする

・教室を開けていくのはまずい

 

少しでも考えようとする姿勢は見られなかった。

ここら辺の考え方が合わない。

特別支援は特別だと思い込んでいる。

特別支援が中心ですべてが回っているわけではない。

 

苦労しそうである。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。