U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

特支担任としての姿勢

昨日のブログの最後の方に書いたモヤモヤ。

Twitterで多くの仲間が勇気づけてくれた。

現実世界にも多くの仲間がいるが

ネット世界の仲間の存在も非常に大きい。

本当にありがたい。

こういうネットの良さも子どもたちには伝える必要があると感じている。

 

さて、本題である。

特別支援学級担任としての姿勢だが

1.多くの教職員とコミュニケーションをとる。

2.いつ誰が来ても学習できる準備をしておく。

3.学年、学校行事に積極的にかかわる。

4.学習システムを作り、できるだけ交流での様子を見に行く。

このようなことを意識して、過ごしている。

教職員との関わり方に限定しての話である。

子どもとの関わり方は、またあとにする。

 

1について

子どもたちは、たくさんの配慮をしていただきながら

時には迷惑をかけることもある。

だからこそ、たくさんのコミュニケーションをとることが大切だ。

「今日は、どうでしたか?」

「理科とか社会の授業中は、どうですかね?」

など話のきっかけを作るようにしている。

そうすると、「実は・・・」と悩みや困りを話してくれることがある。

先生方には、まじめで一生懸命な方がたくさんいる。

「自分の配慮が足りないからうまくいかないのか」

と責任を感じてしまう方も多い。

私自身、通常学級担任の経験もあるため気持ちがよくわかる。

実際、悩みや困りは話しにくかった。

困りや悩みは、自分からは話しにくいが

きっかけさえあれば話してくれるし、話しやすい。

すべての子どもたちが気持ちよく過ごせるようになるために

コミュニケーションは大切である。

 

2について

急な時間割変更はどうしても発生してしまう。

特に、行事の前後や学期末になると多い。

そんなとき、交流担任は申し訳ない気持ちでいっぱいである。

急な予定変更が子どもたちのストレスになることもわかっているからだ。

それに、特支の担任にも迷惑をかけてしまっている。

しかし、それはしょうがないことだと私は思っている。

(これでしょっちゅうあるようでは困るのだが・・・)

こちらが授業の準備をしておけば問題ない。

むしろ、授業ができる機会が増えてラッキーだと思っている。

だから

「全然大丈夫ですよ。むしろありがとうございます。こっちも少し遅れてて助かります」

のようなことを伝えるようにしている。

 

3について

特支の子どもたちは

たくさん配慮していただいているうえに

時には迷惑をかけてしまうこともある。

今は、通常学級にも配慮を要する子どもが何人もいる時代。

その子どもたちにも気を配り、配慮しながら

支援級の子どもたちのことも考えてくださっている。

日頃、たくさんお世話になっている分

こういうところで貢献していく必要がある。

任せっきりにせず、学習システムや支援体制を工夫して

1分でも2分でも時間を作り

事前指導や練習しているところに顔を出すことが大切だ。

 

4について

3のことと被る。

私は、授業をモジュール化して行うことが多い。

モジュール化とは、授業を10~15分のサイクルで区切り

活動を行うことである。

個人で学習できるもの

教師と一緒に取り組むもの

全員で取り組むもの

これらをうまく組み合わせて行っている。

個人で学習しているときには時間が空く。

このときに、隣の教室の先生や支援員にお願いして

交流学級での様子を見に行くことができる。

様子を見に行くことには多くのメリットがある。

・子どもたちの様子の見取り(通常級、支援級どちらの子どもも)

・交流で学習している子どもの安心感

・交流担任からの信頼

・教室に残る子どもからの信頼

・学習内容の把握

・交流の子どもたちとの関わり

などである。

子ども、交流担任、私自身

多くの人にとって、プラスの効果があると考えている。

 

時期や経験、年齢によっても多少変わることもあるだろうが

このようなことを考えている。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。