U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

特支学級記5月13日

5月13日。

4時40分起床。

昨日、サッカーの試合だったため全身筋肉痛。

6時35分学校着。

事務作業を行う。

7時5分、運動会の練習の準備のため

テント1つ、校庭のライン引きを行う。

このシーズンは、朝に自分の時間をとるのが難しい。

 

今日から、本格的に運動会練習が始まる。

荒れる毎日の始まりでもある。

やんちゃな5年生Aが登校。

黒板に書いてある時間割を見る。

1時間目と業間の時間に、『運動会練習』の文字を見つける。

ランドセルをぶん投げ、暴言の嵐。

もう1人のBは、「しょうがないか」と言い、着替えを始める。

Bは、この1か月でとても成長している。

さて、Aである。

寝っ転がりながら、自分の好きな昆虫や電車の本を眺めてる。

体操着に着替えることを促す。

まったく着替えたがらない。

A「絶対やだ。着替えるのに10分以上かかるもん」

私「3分でおわるよ」

A「うそつけ。絶対着替えないからな」

Aは、『うそつけ』、『着替えたくない』、『10や100』をよく使う。

今までも嘘をつかれ続けてきたのか

感覚過敏があるのか

時間に対して苦痛を感じやすいのか

Aをここまでにしてしまったものは何なのであろう…

1時間目が始まり5分、ようやく着替えた。

最後は、着替えさせてあげようかと言ったら

「自分でできるからいいよ」と言い、着替え始めた。

運動会練習に向かうが、今日は気分がのっていない。

マットの上に寝っ転がりながら眺めているだけだった。

「音がうるせーんだよ。」

「だれがこんなことやるか」

と言いながらも、やらなきゃいけないことはわかっている。

その結果、耳もふさがず、飛び出すこともなく見ていた。

Aも心と戦っている。

 

業間の時間。

運動会の全体練習である。

並び方の確認を行う予定なのだが、参加できなかった。

長時間、集団の中で同じように行動することがAには難しい。

文句、暴言を相変わらず言っているが

外を何度も見ている。

さりげなく「5年生の白組は木の前あたりに並んでるね。」と言うと

確認するためにちらっと見る。

 

行事は、なかなか厳しいものだ。

良いことももちろんあるが大変なことが非常に多い。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。