U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

特支学級記5月21日

5時に起床。

疲れと腰の痛みで起床時間が遅れる。

短い時間だが読書。

 

6時45分に学校着。

今日は雨なので、朝のライン引きがない。

十分な時間がある。

個別の指導計画を進める。

7時35分、朝のあいさつへ。

 

1時間目。

来週火曜日の行事の話をする。

代休の次の日が特支の行事。

なかなかきつい日程。

保護者同伴なので、保護者頼みのところがかなりある。

 

2時間目。

やんちゃな5年生2人と3年生4人で授業。

かけ算の復習を10分間、早押しクイズ形式で行う。

正解したら1ポイント、1番2番目に早かった人には2ポイント。

10ポイントとったら勝ち。

毎回の問題で、全員が最低1ポイントは取れるシステム。

遅れて言っても、正解していれば1ポイントもらえる。

全員が意欲的に取り組む。

子どもは競争が大好きである。

その後、やんちゃ2人は漢字のワークに取り組む。

3年生は、大きい数のたし算とひき算。

 

業間は、体育館で運動会の歌の練習。

全員が体育館に移動することができた。

歌は、子どもたちに混じって私が本気で歌う。

やんちゃな2人も歌うことができた。

特にAは、私に張り合い、かなり大きな声で歌うことができた。

 

3、4時間目

やんちゃな2人の調理実習へ。

ゆでたまごとほうれん草をゆでる。

家庭科担当の先生に聞きながら、一生懸命取り組んでいた。

グループで協力しながら取り組めていて感動である。

「超うまい!家でも作ってみようかな。」

とまで言っていた。

こういう体験をたくさん積ませてあげたい。

 

給食。

Aの飼っているカナヘビが脱走。

虫かごのふたを開けていたら、逃げ出していた。

驚きである。

給食を食べ終わってから捜索する。

教室中を探すがいない。

廊下にもいない。

近くの教室にもいない。

肩を落として教室に戻ってくると、廊下の端に動いているものがいた。

カナヘビである。

Aはとてもうれしそうな表情をし、ふたを閉めることの大切さを学んだ。

 

5時間目。

3年生の交流授業の支援に入る。

運動会のダンスを教室で練習していた。

癒しのひと時。

昨年度、ほとんどの3年生と関わっていたので

みんな笑顔で迎え入れてくれる。

子どもたちの笑顔は、相当なエネルギーになる。

 

6時間目。

5年生が教室でソーラン節の練習。

Bは着替えて、交流教室へ1人で向かうことができた。

Aは、着替えるのが面倒だと文句を言い始めた。

行きたくない、早く帰りたい、一生終わらない。

終わる時間、下校時間、きちんと話をする。

15分たってようやく着替え、文句を言いながら移動し始めた。

交流教室では、ソーラン節の衣装を配っていた。

衣装をすぐに着て、気分がのってきたのか

そのあとは何事もなかったかのように参加していた。

と思っていたら、残りの5年生のうちの1人に事件。

何かにおうというのである。

トイレに行きたいのかを聞くが、なかなか答えない。

穏やかな声と表情で話をし、5分たってようやく口を開いた。

大も小も出てしまったという。

着替えるために、多目的トイレに2人で入る。

入ると同時に泣き始めてしまった。

泣いていてまったく着替えようとしない。

できない、できないと声になるかならないかの大きさで言っている。

私は、ズボンを脱がせることはしない。

自分でやらせる。

いつまでもやってもらっているのでは改善しようとしない。

「自分で脱ぎます」とはっきり言う。

そのあと、ポジティブな声かけとモニタリングの声かけをする。

15分たって、ようやく上履きを脱いだ。

少しずつズボン、パンツを脱ぐ。

その間もずっとできない、できないと泣いている。

上履き脱げたよ、ズボン脱げたよ、できてるよ。

できていることを何度も言って聞かせる。

やがて、トイレットペーパーでお尻を何度も拭くことができた。

拭き残しの部分は、最後は私が拭いた。

着替える。

着替えたあとに、できたことを確認する。

これを繰り返していくしかない。

大の出る感覚は、本人の中でわかってきている。

宿泊学習までには、身につけさせたい。

 

 

今日は、運動会の予行がある。

大変な1日になりそうである。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。