U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

特支学級記5月15日

5月15日。

 

6時45分に学校到着。

事務作業と予定の確認。

業間の時間に運動会練習をして、続けて3時間目も学年練習。

覚悟して、子どもたちを迎え入れる。

 

1時間目、国語。

やんちゃな2人と授業。

黒板の時間割を見て、イライラしている。

ニュースキャスターになりきって、2人の様子をリポートする。

モニタリングである。

客観的に状況を説明することで気持ちが落ち着くことがある。

AもBもイライラはなくなり、笑っていた。

モニタリング効果絶大であった。

そのあと、AもBも真似してリポートを始める。

教室にあるものでお題を与えて、リポートさせる。

特徴をとらえながら、声の大きさや話す速さに気を付けて

自然とできている。

なかなかうまい。

「なんで上手にできるのだろう?」

と聞いてみると

Youtubeとかテレビの真似してるだけだよ」

子どもたちの生活にYouTubeは深く関わっていることがわかった。

 

2時間目は、3年生と授業。

時計の針の進み方を「5、10、15・・・」と声に出して確認。

針も動かしながら行う。

5スタート、60からの逆バージョンも行う。

かけ算九九の復習。

2、4、5のだんを言わせる。

声に出させてることが大切。

3けたの数のたし算、ひき算のワークを行う。

繰り上がりの1を足し忘れたり

繰り下がったのに1減っていなかったりすることがまだある。

反復あるのみである。

最後の10分間、子どもたちが

どうしても漢字の勉強をしたいと言ってくるのでやらせる。

こういう意欲は大事にしてあげたい。

 

業間。

Bは最後尾でふらふらしながらも参加できた。

Aはテントの近くで活動を見ている。

昨日は保健室からだったので、進歩である。

2人ともがんばりをほめた。

 

3時間目、学年練習。

予想以上に取り組むことができた。

がんばっている。

 

4時間目。

交流担任から

「2人はがんばったので、少し休ませても大丈夫ですよ」

という言葉。

音楽で交流の時間だったが、2人にその話をする。

どうしたいかを尋ねた。

少し悩んでから、休ませてほしいとのこと。

行かなきゃいけないのはわかっているんだろうなという瞬間を感じ取れた。

少しずつ成長している。

 

5時間目。

Aが1年生とトラブル。

昼休みに、アリの巣を掘っていた時に

1年生の女の子に

「アリさんのこといじめちゃだめだよ。」

と言われ、1年のくせに生意気だと腹を立て

「うるせー、どっか行け。」

と言ってしまった。

1年生は、もちろん号泣してしまった。

Aから話をよく聞き、気持ちが落ち着いてから

言い過ぎたことを謝りに行くことを約束した。

授業の終わりに声をかけると

「行きたくない、めんどくさい」と言いながらも

上履きをはいて、謝りに行く準備を始めた。

事情を1年生にも話し、一緒に謝ることができた。

えらかった。

教室に戻るときに、きちんと謝れたことをほめた。

 

 

運動会シーズン、ストレスが溜まっている。

体調、精神の健康に細心の注意をはらわなければ。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。