U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

ICTのありがたさ

413  ICTのありがたさ

 

 

今週も運動会練習の1週間だった。

本番から2週間ちょっと前から練習が始まると

もう完成と言ってもいいぐらいに仕上がっている。

雨が降らなかったこともあり毎日練習できたからかもしれない。

コロナが落ち着いてきて

今年度は昨年度までと違って

少し開閉会式が盛大になった。

勤務校では

運動会がスポーツフェスティバルと名称が変わり

それに伴って

開会式がオープニングセレモニー

閉会式がクロージングセレモニーと名称が変わった。

実施競技は、徒競走と表現運動で変わりはない。

ただ、オープニングでクラスで作った聖火を灯したり

クロージングで6年生がリボンを投げたりクラッカーをしたり

灯した聖火をクラスに持ち帰ったりというイベントを新たに行うことになった。

コロナ前の従来の運動会に比べると

随分と簡略化され必要最小限のものとなった。

私的には、これぐらいがちょうどいいのかなと思うのだが

コロナ禍の時と同様の運動会でよかったという人もいる。

開式の言葉、選手宣誓、校長の話、閉式の言葉の最小限のものである。

これでも全く問題はない。

だから、管理職の判断でどうとでも変わるということがよくわかった。

なかなか難しい学校社会である。

 

子どもたちはというと

スポフェス当日に身につける衣装が届き

さらに気合とやる気に満ち溢れている。

練習の時間でもないのに

衣装を着てもいいですか?

これを着て教室で練習したいので動画を流してください!

と言うほどだ。

何とも可愛らしい。

タブレットが導入されたことで

教室のテレビに動画をWi-Fiで飛ばし

いつでも練習できる環境が整っている。

全体練習に参加しにくかったりダンスが苦手だったりする子どもには

ありがたい限りである。

おかげで自閉・情緒学級の私のクラスの子どもたちは

全員がダンスを覚えることができ

全体練習にも抵抗なく参加することができている。

ICT環境に感謝だ。

また、配慮が必要な子どもたちにも

同じような質の学習ができることが何よりも嬉しい。

ICTを使ってできることはまだまだあるし

進んでいるところはもっと進んでいるだろうが

背伸びせずにできるところからやればいいと思っている。

ICTはあくまで手段で

使うこと自体が目的にならないようにしたい。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。