U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

特支学級記5月8日

5月8日。

5時半に起床。

GWでの寝不足がたたっている。

6時40分に学校着。

避難訓練の実施計画の作成をする。

7時15分に荷物を持って教室へ。

簡単な清掃を行い、昇降口へ向かう。

朝の自主挨拶運動を行う。

 

1時間目、国語。

5年生2人と授業。

やんちゃな2人で見通しを持たせて授業を始める。

漢字の学習、読み取りワークを行った。

早くやってしまおうと、やる気に満ち溢れている。

15分で学習を終えてしまった。

やればできるのが分かった。

その後、パソコンでの調べ学習を行う。

すごいことに、何も見ずにローマ字入力ができる。

 

2時間目、体育。

授業に行く前に、町探検を行う3年生の見送りをする。

その後、校庭へ。

5年生5クラスでの合同体育。

学年代表のリレーの選手を決める。

参加できるだろうかと不安だったが

各クラスの先生と子どもたちがいる中

授業に参加し、走ることができた。

しかもかなり本気になって走っていた。

胸が熱くなり、がんばりをほめにほめた。

 

3時間目、総合。

5年生2人と交流へ。

環境問題について調べる学習。

最初は交流に行くことを暴言を吐きながらしぶっていたが

10分弱で気持ちを切り替え行くことができた。

大好きな電車にも環境を考えたものがあると教えてくれた。

栃木県にある烏山線では、蓄電池でモーターを回しているというのである。

好きなことの知識量に驚かされた「。

 

4時間目、総合。

町探検から帰ってきた3年生のプリントをまとめる。

やんちゃな5年生は2人は、音楽の交流に行くことができた。

自分たちで行けたのだから、この1か月でかなり成長している。

がんばりすぎてパンクしないように、注意して観察する必要がある。

ここでもやはり、がんばりをほめにほめた。

3年生は、様子を聞くと教えてくれる。

自分で文字に起こすことが難しい子どももいるため

答えたことを文字にする。

見たもの、考えたことは話すことができるので

その一歩先の力を身につけさせたいところである。

 

5時間目、国語。

5年生2人と授業。

やんちゃな2人は理科へ。

漢字の学習を行って5分、1人が理科から戻ってきた。

「理科やりたくない。授業長すぎだろ。学校死ね」

口は悪いが、理解力の高い児童である。

ダメなことをしていることもわかっている。

声をかけてから、少し距離をとる。

気持ちを落ち着かせるためである。

その間に、2人の読み取りワークを行う。

落ち着いてくると、やんちゃな1人はすごい口調で話しかけてくる。

そろそろ構ってくれという不器用な合図である。

改めて話をする。

事実を話し、2人の5年生も同じように取り組んでいることを話す。

自分だけではないことを友達の口からも聞き、少し落ち着く。

しかし、やりたくない気持ちが勝ち、再び少し荒れる。

5分後、うわばきをはき、文句を言いながら歩き始める。

飛び出してやると言いながらも交流教室へ向かって歩き出した。

後ろ姿に、「いやなことにも向き合おうとするところえらい」と声をかけた。

「うるさい、死ね」

と一蹴されたが、歩く方向は変わらない。

5年2人の学習が終わり、理科の交流の様子を見に行くと

グループに混ざって、ヨウ素液の実験を行っていた。

授業後に、ほめにほめる。

 

文句やすごい口調になるが、できることが増えている実感があるのだろう。

少しずつ暴言も減ってきた。

言ったことと違うことをしていないのも大きいだろう。

「嘘つけ!」

という言葉も減ってきている。

この調子でコツコツと関係とやる気を構築していくしかない。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。