U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

北関東まなびの場に

341 北関東まなびの場に

 

 

日曜日に、北関東まなびの場というイベントに参加した。

これは、学校以外にもまなびの場があるということを発信するもの。

フリースクールについての話を聞いた。

フリースクールとは

さまざまな理由で学校に行けない、行かない、行きたくても行けない子どもたちが過ごす

個人経営、NPO法人、ボランティア団体などが運営する民間の教育機関のことである。

フリースクールに通うことで学校の出席扱いを認められているところもある。

まだ知られていないが

これから必要になってくる教育機関だろう。

不登校や学校が合わない子どもたちの受け皿になってくれる。

より多くの子どもたちが学ぶ機会を得ることができる。

さらに、教育の選択肢の1つにもなるだろう。

あるフリースクールでは

高1の子が1年間で高卒認定をとり

大学受験までの2年間を自分の時間に費やしたという例もある。

学習がわからなくて困っている子どもだけでなく

学習が簡単すぎて困っている子ども、いわゆるギフテッドと言われる子どもにも救いになるのだ。

 

しかし、フリースクールが広く社会に認知され

認められるにはまだまだ時間がかかりそうだというのが正直な感想である。

学校に行かないのは良くないこと

という考えが根強く残っているからである。

私たちは、学校は多少つらくても必ず行くものとして

古くから教育されてきた。

そのため、親がそうしたくても祖父母がそれを許さなかったり

周囲の人たちから偏見の目で見られたりということがある。

社会全体が変わらなければ難しいのだ。

また、民間の教育機関ということもあり

場所、資金など多くの課題があることもわかった。

 

教育に対する考え方が柔軟になり

教育の選択肢が1つでも増えて

これからの子どもたちが自分の強みを生かしながら

学ぶことができるようになればいいなと思う。

また、私自身

教育現場に身を置きながら外の世界とのつながりも大切にして

いろいろな視点から物事を考えられるようになりたいと思う。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。