U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

チーズはどこへ消えた?

336 チーズはどこへ消えた?

 

電車の移動中に

『マンガでわかるチーズはどこへ消えた?』を読んだので

読書記録を書こうと思う。

 

チーズはどこへ消えた?

2人の小人と2匹のネズミの物語だ。

迷路でチーズを探しながら暮らす2人の小人と2匹のネズミが

大量のチーズを発見する。

大喜びするのだが、ある日そのチーズがなくなってしまう。

そこからのどのように行動するのかということから

自分の考え方や行動をアップデートしていく。

全部で98ページしかないので

読むのが遅い私でも1時間弱で読むことができた。

一度読んでみてはいかがだろうか。

 

この本を読んで

変化に対しての心の持ち方や行動の仕方を学ぶことができた。

変化は常に起こるものだ。

その変化を受け入れることができるのか

それとも変化を受け入れられずそのままでい続けようとするのか

そこで大きく道が分かれる。

私もこれまで何冊も本を読んできて

変化を受け入れることの大切さはわかっていた。

しかし変化を受け入れ適応しようとすると

どうしてもストレスを感じてしまう。

そういうところもマンガで描かれているので

非常に共感しながら読むことができた。

誰でも同じなのだとちょっと安心した(笑)

これまでの本と同様に

変化を受け入れ、変化を予測し、素早く行動して適応する

ということが描かれていたのだが

その先が個人的にグッときた。

何かというと、変化を楽しむということだ。

今までの私の思考だと

変化を受け入れ、適応することは

どちらかと言えばストレスを伴って疲れるというマイナス要素が大きかった。

もちろん変化することが良いことだとわかっていた。

それでもマイナス要素は大きかった。

私の頭の中には、変化を楽しむという発想がなかったのだ。

だから、そう考えると面白いなと感動したのである。

自分の中にないものを知ったり見たり聞いたりすると

心地よい刺激になる。

その刺激が自分自身をアップデートしてくれる。

変わるって楽しいものだ。

 

また、「安定」見えることほど「不安定」だという言葉も印象的だ。

何か新しく始めたことが軌道に乗り安定するのは良いことだと思う。

ただ、その安定した状態にいつまでも固執してはいけない。

安定は必ず崩れるものである。

安定が崩れた時に

自分ではなく周囲や環境のせいにしたり

元の状態に戻そうとしたりするのは良くない。

そういう人は変わることに恐怖を感じるのだ。

いつまでも安定を求めるのではなく

一歩踏み出して次へ次へとポジティブに変化していくことが大切なのである。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

大学時代の友人の結婚式に行ってきました。

幸せと優しさと温かさのある幸せいっぱいの結婚式でした。