U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

特支学級記11/5

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特支学級記11/5

 

朝、いつものようにAの登校指導。

来る途中にカマキリを捕まえたようで

朝からご機嫌!

 

1時間目。

3年生と5年生と授業。

復習プリントを行う。

落ち着いてみんな取り組んでいる。

 

2時間目。

3年生と算数の授業。

小数についての学習。

数直線を読み取る問題。

数直線は今までも学習している。

数値に小数が入っただけ。

子どもたちは、比較的考えやすかったようである。

1問できたら、その都度持ってこさせた。

意図的に体を動かし、脳をリフレッシュするためである。

また、すぐにフィードバックし、記憶の定着率をあげることも狙っている。

 

業間の時間。

避難訓練

今回は、緊急地震速報を聞いて、教室で訓練を行うもの。

3年生は交流で、5年生は支援級で行った。

AとBは、文句を言っていたので、取り組むか怪しいところではあったが

非常によく取り組むことができた。

訓練後の話も椅子に座り、よく聞いていた。

校庭、体育館、道路、エレベーターの中などの場所で

大きな地震に襲われたらどうするかを全員で考えることができた。

 

3時間目。

交流の様子を見に行く。

みんなよくやっている。

ただBがなかなか教室に入れない。

近くの空き教室で過ごしている。

出授業の先生に頼まれて、家庭科室のカギを開けに行ったりはする。

ただ、授業に入ることは難しい。

対話をするが、何かと理由をつけてやりたがらない。

うーん。

押してダメなら引いてみる。

めんどくさがりながら、少しだけ教室に入る。

甘えたいのかもしれない。

誰かと話をしたいのかもしれない。

そういうサインは見逃さない。

授業に参加もしながら、再びBと話をする。

表情が柔らかくなっている。

 

4時間目。

3年生との授業。

Bと話をしていたら、少し教室に行くのが遅れてしまった。

教室に行くと、勉強もせず、小さいボールを投げて遊んでいる。

子どもたちはまずいという顔。

すぐに指導する。

叱ることもするが、正しい行動は何かを考えさせ、教える。

 

5時間目。

3年生と5年生、他の支援級の子と授業。

復習プリントを行う。

他の支援級の子は、自分のワークを持ってきて取り組んでいる。

この子は、支援級担任と合わず、不適応を起こしてしまった子である。

これからはEとしよう。

Eは、学力は低くはない。

話も通じて、理解力も悪くない。

環境が変わったこと、周りの人が静かに勉強していることも影響してか

とても静かに学習に取り組んでいた。

普段は、段ボールやスチレンボードで好き勝手作り

指導に入る先生には、暴言を吐きまくるのだが…

環境は、やはり与える影響が非常に大きいことがわかった。

 

6時間目。

引き続きEと授業をする。

よく話を聞いて、一生懸命に学習に取り組んでいる。

学習をしながら、交流の様子を見に行く。

少し席をはずしてもEは落ち着いて取り組んでいる。

うんとほめてやる。

教室を出るときに気づいたのだが、上履きを履いて来ていた。

普段、絶対に履かず、はだしでフラフラしているのにである。

これには驚いた。と同時に嬉しくなった。

その思いをストレートにEにぶつける。

照れながら自分の過ごしている教室へと戻ってしまった。

可愛いものである。

 

放課後。

後日面談をしたいとの連絡が一件。

日程を調整し、退勤。

 

火曜日から疲れたが、子どもたちはまずまずといった状態。

残り3日もがんばろう!

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。