U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

大荒れ

154

特支学級記10/28 大荒れ

 

朝、いつものようにAの登校指導へ。

今日は荒れている。

2つ先の班の人と話したいのに

低学年が遅いのと前の班を追い抜いてはいけないのとで

朝からイライラしている。

イライラすることを吐き出させながら学校へ向かう。

 

1時間目。

特支で行く中学校との合同遠足の全体指導。

簡単な確認と後半は体を動かす活動の予定。

だが、ある方の写真やビデオを見せたいという意見で

最初から最後まで全体指導に。

写真やビデオを見せたら楽しみが半減する。

何のために見せているのかわからない。

集合場所や移動するときの目印程度ならまだわかるが…

結局、5人くらいは荒れて話をまったく聞かなかった。

コーディネーターならそれくらいわかるはずなのだが

 

2時間目。

3年生と授業。

AとBも教室にいる。

Aは、気持ちが整ったら学習をすることができた。

Bは、1時間目を引きずり、それに寝不足が追い打ちをかけ

机をたたいたり、ドアを蹴飛ばしたりと大荒れ。

3年生に学習の指示を出し、Aに2人の面倒を見てもらい

Bをすぐさま隣の空き教室に連れていく。

「バカ」、「どっか行け」、「こっちくんな」、「死ね」など

暴言の嵐である。

ここまで言われるのは久しぶりで懐かしささえ感じる(笑)

子どもの口喧嘩だ。

声はかけつつ、静観する。

暴言を言いながら、Bは自分で自分を興奮させていく。

何度か蹴りが入るが、さばく。

いったん距離をとったり、話題を変えたりとしながら

しだいにBは落ち着いた。

Aと3年生は、仲良く過ごしていた。

 

3時間目。

CとDと授業。

半分学習し、もう半分は身の回りの整理整頓をする。

こまめに指導しないと、あっという間に汚くなる。

自分は良くても、同じ空間で過ごす人はどうだろうと投げかける。

良い気分はしない、汚いとちょっと嫌だ

とそれぞれが口にした。

ここまで思っていれば、あとは掃除の指導をすることができる。

5年生という発達段階を考えれば

自分だけではなく他者意識も持たせたいところである。

特別支援といえども意識させることは大事なことだ。

 

4時間目。

AとBとの授業。

授業がはじまってすぐに、Cが荒れていると連絡が入る。

AとBに課題を言い、隣の教室の先生にお願いしてCの元へ。

泣きながら教室から飛び出してきた。

ものすごい力で振り切っていこうとする。

怒りのエネルギーはすさまじい。

Cの足を止め、静かなところで話を聞く。

注意されたことがムカついたらしい。

ロッカーのものを投げてしまったとも言っていた。

何度も話はしているのだが、その日の精神状態によるところが大きい。

改めて、話をする。

話す内容はいつも同じ。

ここが変わってしまうと子どもは混乱する。

あのときはこう言ってたくせに

と新たなトラブルを生むことにもつながる。

 

 

5時間目、6時間目は疲れたので省略。

 

放課後に、連絡を4件。

 

休み明けは非常に疲れる。

体を休めて、心も休めることを考えなくては。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今日は、就学時健診です。

5年生たちがよくやってくれることを祈るのみ。