U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

明らかな違い

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特支学級記10/29  明らかな違い

 

今日は就学児健康診断がある。

5年生だけ6時間。

悪い予感しかしないが

ここまで何度も話をして

保護者とも連携をとってきた。

どうなるか。

 

朝、いつも通りAの登校指導へ。

あいにくの雨だったが並んできていた。

話したい子と話せているようだ。

 

1時間目。

全員集合。

Bも落ち着いて教室にいる。

今日は授業時間が40分。

全員集合したときは、復習プリントを行う。

2枚やって、教室の掃除。

就学児健康診断で教室を使うためだ。

勉強より掃除の方を

とても一生懸命やっている。

一生懸命掃除ができるのは良いことだ!

うんとほめる。

 

2時間目。

3年生との授業。

小数をやる。

0.7は0.1がいくつ分かという問題。

やり方を教えるとすらすらと解ける。

続いて、整数と小数の仲間分け。

特に説明はせず、黒板に次のように書く。

整数       小数

1                               0.1

3                               1.2

10                             9.9

100                           25.5

 

発問をする。

0.2はどちらですか。

ちょっと悩んでから答えを書いていた。

選択肢を与えて問うことで

子どもは答えることに困らない。

全員が小数と答える。

なぜかと理由を問う。

点が付いてるからと答える。

点のことを小数点と言うことを教え、復唱。

その後、何問か出すと

すべて正解!

 

3時間目。

全員の様子を見て回る。

AとBは家庭科。

Aはエプロン作りを一生懸命やっている。

Bは家庭科に行きたくないと言っている交流の友達に

優しく声をかけて

一緒に行こうとしてくれている。

その声のかけ方が

私にそっくりだったので驚いた。

私が他の子にしていることや

Bにしている声のかけ方を

よく見て、感じている。

Bのおかけで家庭科に行くことができた。

 

4時間目。

交流の様子を見に行く。

 

就学児健康診断。

みんな一生懸命やっていた。

Aは特によくやっていて

いろいろな先生から褒められた。

Bはやりたくないと言いながらも

自分のできる範囲でやっていた。

Bなりにがんばった。

 

放課後、連絡。

頑張っていた様子を伝える。

こういう連絡をよくするようになった。

親にほめられるのは嬉しいものである。

Bの様子が

今日は非常に落ち着いていたと伝えると

予想はしていたのだが

今日は薬を服用させていたとのこと。

様子が明らかに違った。

ここまで変わるのかというほどである。

本人の生きやすさを考えて

服用するかしないかは決めてほしい。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

まだ水曜日。

いや、もう水曜日と考えて前向きにいこう。