U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

何事も正直に

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特支学級記11/6 何事も正直に

 

朝、いつものようにAの登校指導。

寒くなってきた。

明日からは、もう1枚着ていこう。

 

1時間目。

3年生と授業。

算数の学習。

小数の計算について行った。

0.2+0.3のような位のそろっている問題には抵抗なく取り組める。

0.8+0.5のような問題になると

計算はできても小数点を忘れてしまい、13となってしまうことが多い。

また、0.いくつという式だから

答えを0.13としてしまう間違いもあった。

こちらの間違いの方が小数点を意識している。

1+1.5のような問題になると

位がずれた計算になってしまい、1.6となってしまう。

正解した方がいいのだが、間違いのパターンを分析するのもおもしろい。

 

2時間目。

3年生と授業。

国語をやろうと思ったが

下の教科書を持ってくるように言うのを忘れた。

算数の続きを行う。

この時間は、AとBの交流教室の近くの空き教室へ移動して授業をする。

AとBの様子を見ながら授業を行うためである。

算数は、小数の筆算。

ワークには、すでに筆算が書かれている。

式を書くときに間違えてしまう位のずれが生じない。

計算は、2年生のころの復習だからスラスラとできてしまう。

小数点も忘れず書けている。

筆算の方が位がそろっているため、やはり考えやすい。

6.0の小数点と0の消し忘れ、一の位が0のときの0と小数点

これらに気を付けることができれば問題ないだろう。

繰り返し練習するしかない。

 

3時間目。

交流の時間。

各教室をぐるぐると回る。

授業の邪魔にならないように見ながら

声をかけたり支援をする。

グループワークや図工などの実技教科なら声はかけやすいが

それ以外はタイミングがなかなか難しい。

3年生、5年生の教室を見終わり

一度支援級に戻った時にCが現れた。

エプロンを作り終わったので、支援級に戻っていいと言われたとのこと。

そういうことはよくあるので、

残りの時間を支援級で一緒に過ごした。

 

4時間目。

Cに4時間目はどうなっているのか聞くがわからない。

交流教室に確認しに行く。

家庭科室に行くと、作り終わった人は読書や自習をしていた。

Cに交流担任に聞きに行かせる。

すると、終わった人は読書か勉強をしますと言っていた。

3時間目にCが言っていたことと違う。

近くの交流の子に3時間目のことを聞くと

3時間目も終わった人は読書か勉強だったとのこと。

すぐにCを呼び、話を聞く。

確かにそう言われたんだけど、なんか読みたい本がなくて…

支援級に取りに行ってもいいと言われて…

ここ最近、Cは嘘をついたり、自分の都合のいいように解釈したりする。

めんどうなことがあったり、嫌なことがあったりするとキレもする。

何をするのがよかったか考えさせ、教えた。

良いことも悪いことも正直に話してほしい。

正直に話してくれれば、味方になって、一緒にどうすればいいか考えれる。

1つでも嘘をつかれると何かあったときにあなたを守れない。

そんなことも話した。

 

5時間目。

CとDと授業。

算数の公倍数について。

1つ1つ丁寧に行う。

4問解いて、復習プリントを行う。

復習プリントを解かせながら、AとBの体育の様子を見に行く。

体育館でマットをやっている。

側方倒立回転。

少し声をかけると、AとBも一生懸命練習した。

それだけでうれしい。

 

放課後に電話を一件。

学級通信を1枚書いた。現在59号。

感謝と脳内物質の関係について書いた。

オキシトシン、エンドルフィン、ドーパミンなどの幸福物質が

脳から分泌されるので感謝はいいよという内容。

子どもの情報も子育てに良い情報も載せるようにしている。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今日は、地区の研修会のため4時間授業です。