U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

落ち着かぬ月曜日

318 特支学級記10/26 落ち着かぬ月曜日

 

朝、いつものように立哨。

今日は暑い。

 

1時間目。

支援学級全体での活動。

Aが朝から調子が良くない。

学校に来てからずっとぐったりとしている。

さらに、Eが「また薬飲んできてなーい」と騒いでいる。

最悪のスタートだ。

しかもEがCを煽り、朝からトラブル。

Eは薬を飲んできていない時は何をしてもいいと思っている。

薬を飲んでいないからしょうがないと思っている。

非常に良くない。

Eが予備で持ってきていた薬を飲む。

これでいくらか変わるか。

 

2時間目。

全員での授業。

Eがだいぶ落ち着いてきた。

飲んでいない状態から飲んで落ち着く状態まで約1時間。

その変化がすごい。

薬の力を感じるが、同時に怖さも感じた。

たった1時間でこれほど人が変わってしまうのだ。

面談や電話等で服薬の話をすることもあるのだが

改めてよく考えて話をしなければならないと強く思った。

教室がマンネリ化してきたので新たな取り組みを始める。

昨年度も行った『当たり前ポイント』である。

これについては、後で説明する。

みんな椅子に座って話を聞くことができた。

 

3時間目。

Aがイライラして校舎内をふらふらする。

誰も心当たりがない。

私が近づいていくと

「来んじゃねーよ、ばか、クズ、死ね。」

と暴言の嵐。

全員が交流の時間だったので

一定の距離を保ちながらそのままAの様子を見守る。

1人にすることは危険なのでできない。

歩くたびに距離を保ちながらついていく。

その度に先程の暴言が飛んでくる。

「来んじゃねーよ」と言われそうになれば、その場で止まり動いてませんと言い

「だまれ」と言われれば、頷きも話もしない。

「無視すんじゃねーよ」と言われれば

だまれと言われたから話さなかったんだけど話していいんだねと聞く。

こんなやり取りを何か言われる度にする。

屁理屈ではなく事実を淡々と伝えるようにしている。

多少蹴られたり物を投げられたりはしたが

3時間目はこれで少しは落ち着いた。

 

4時間目。

全員交流の時間。

引き続きAの支援にあたる。

3時間目のようなやりとりをしていると

ふっと笑う瞬間があった。

こうなったらもう安心である。

こういう瞬間を見逃してはならない。

少し距離を縮め、話をする。

結局4時間目終了15分前に落ち着いた。

 

昼休み。

みんなで鬼ごっこ

 

5時間目。

全員交流の時間。

 

6時間目。

クラブ。

 

放課後。

Aのクラブでの様子を聞く。

クラブの場所には行ったが、廊下でBとふざけていたとのこと。

担当が支援級の先生だったのが、話し方がちょっと苛立っていた。

前回は行けずに教室にいたのに

今回はクラブの場所の廊下まで行ったのだ。

そこに注目してもらえればもう少し頑張れたような気もするが

そこまで要求はできない。

明日ABとよく話をしよう。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

今日は就学児健康診断です。

4時間授業なので放課後平和に過ごしてくれることを祈ります。