U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉

307 読書記録 弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉

 

久しぶりに本を読んだ。

ブログも再開し、読書も再開し

少しずつではあるがモチベーションが高まってきた。

今回は、FOOT✖️BRAINの読書特集で選手が紹介していた

『弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉』を読んだ。

スポーツメンタルコーチである鈴木颯人さんの著書である。

選手たちの言葉とともに

どういう考え方が大切なのか

どういう方法でメンタルケアするのかが書かれている。

4章構成で書かれていて、今回は2章までのことを書きたいと思う。

 

第1章 スタートの不安を励ます言葉

まず、この章で1番に言われていることは

結果よりも成長に目を向けることが大切だということである。

結果を出すためにどのような準備をしたのか

どのような過程があったのかが大事なことである。

また、思い込みのフタが不安に陥ったり能力を十分に発揮できなかったりすることに

つながるとも書かれている。

自分には無理だ、あの人には敵わないなどと思うことが

思い込みのフタである。

スポーツだけでなく色々な場面で

この思い込みのフタは影響を与えている。

先入観や過去の経験などによって

フタがされてしまうのだろう。

それを取り払うのは至難の業である。

ただ、この感情は消し去るのではなく受け入れることが大事だ。

何かをしようとするから様々な感情が生まれるのである。

一流のスポーツ選手は、弱い自分を認めることができている。

だから、強くなれる。

自分のできないこと、苦手なことを認め、受け入れることは難しい。

それができるようになると

何かが生じても動揺することなく、落ち着いて行うことができるのだ。

次のことも非常に印象深い。

競争の中で勝った時、「自分には能力がある」「自分は運が強い」と解釈し

「自分が努力したから」というふうに考えないというのだ。

これで得られるのは自信ではなく過信だということがわかる。

今考えてみると、確かにそうだなーと納得できる。

普段、子どもたちと接する上で

結果ではなく、その過程や努力に焦点を当てて

言葉をかけることの大切さを感じた。

また感謝することを文字にすることが

パフォーマンスレベルを上げることにつながるとも書かれている。

毎日1つ感謝することを書いて貯金していく活動をしてみよう。

 

第2章 挫けそうな心に効く言葉

ここでは、ポジティブに考えることの大切さが書かれている。

マイナスなこと、ネガティブなことを

自分の成長に必要なものだと捉えられるようになれば

自分の気持ちをコントロールすることができるのである。

自分と他人とを比べることが誰しもあるだろう。

その時に、人ぞれぞれ気になるところ、見てしまうところがあると思う。

それが自分に必要なことで伸びしろになのだ。

相手を羨んでも相手の能力をコントロールすることはできない。

だから、あの人のおかげで自分の伸びしろがわかったと考えるといいのだという。

ポジティブ思考になるためには

最初はかなり意識しなければならない。

その繰り返しによって

少しずつ自分の考え方が変わるのである。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

読書はいいですね。

明日は、第3章と第4章について書きます。