弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉②
308 弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉②
今回は、第3章と第4章について。
第3章 生まれ変わるための言葉
まず、目標設定について書かれている。
学校でも毎学期目標を書くことがあるのではないだろうか。
その時に「〇〇ができるようになる。」という書き方が多い。
どのような行動をするのか、何ができるようになりたいのかを書くのだ。
一流と言われる人たちは、その先まで考えて目標設定している。
どんな人間になりたいのか
つまり、在り方まで考えているのである。
毎日漢字を勉強する。
をもう一段階上げて
毎日漢字を勉強して、スラスラと文章が書ける人になりたい。
といったような具合だ。
具体的な姿がイメージできるので取り組み方にも差が出てくる。
また、効果的に成長するために
頑張るのは当たり前で、頑張るためにどうしたらよいのか。
そのためにどんな努力や過程が必要なのか。
という言葉も非常に印象深い。
先ほども書いたが、やはり具体性というものの大切さがわかる。
夢や目標は大きくていいのだが
そこに至るまでの道筋は具体的で何を努力すればよいのか
明確である必要があるのだ。
また、印象に残っている言葉がある。
「プレッシャーにはどんなよい意味があるんだろう。」
こんなこと考えたこともなかった。
こう考えることで冷静になれるし客観的にみることもできるようになるだろう。
プレッシャーを受け入れることもできるようになるはずだ。
さらに、この章で1番グッときた言葉がある。
「あまりに苦しくて苦しくて、仕方のないときは、一歩引いた立場から全体を見てみる。そうすれば、自分がどれだけ恵まれているか実感することができる。」
自分がいかに恵まれているか、いかに幸せかを考えさせられた。
第4章 夢は続く、終わらない
まず、自利利他の考え方の大切さを感じた。
自利とは、自己の修行で得た功徳を自分だけが受け取ること
利他とは、他の人のために尽くすこと
これをバランスよく両立させることが大事である。
特にうまくいかない時は
自分のことばかり考える自利の要素が強くなってしまう。
うまくいかないときほど利他を心がけ
人のために尽くすことで自分に戻ってくるのである。
これから大切にしていきたい考え方だ。
また、小さな成長に目を向け、大事にすることの大切さも共感したところである。
日常の小さな成長、変化に気づき
それを伝えてあげることで
子どもたちの成長につながるだろう。
最後に、印象に残ったのが
マイナスの中にもプラスがあり、プラスの中にもマイナスがある。
という言葉である。
マイナスの中にあるプラスを見つけるよう心がけ
プラスだからと言って油断しないということだ。
読みやすい本であっという間に読めてしまった。
本当の出会いも大切である。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
メンタル的に参っているわけではありません。
私は、すこぶる元気です。