U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

判断力

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特支学級記6/12 

 

 

朝、今日も立哨に行く。

雲行きが怪しい。

毎日毎日、1年生の保護者の方々が一緒に登校してくれている。

暑い中本当にありがたい。

それだけで1年生は頑張れるところもある。

 

1時間目。

ABEを指導。

昨日の帰りにトラブルが起きた。

悪ふざけの延長がけんかになってしまった。

年度初めはよくあることだ。

その都度、どのように関わればよかったかを考えさせる。

悪かったところではなく次どうするかを考えさせるのだ。

そういう思考に1年かけてしていく。

子ども自身がその思考ができるようになれば

生きることが少し楽になる。

悪いところばかり考えなくて済むからだ。

 

2時間目。

全員交流の時間。

様子を見て回る。

私が少しずつ交流のクラスの子どもたちとも話せるようになってきた。

5年生は、3年生のときにかかわりが多く

6年生は、昨年度から引き続きなのでかかわりが多い。

私と交流の子どもたちがつながり

それを支援級の子どもたちとつなげていく。

 

3時間目。

CDEと授業。

スケジュールを組む。

やることをやってから好きなことができるので

子どもたちは学習へのモチベーションが高くなった。

良いことだらけだ。

その後、好きなものを検索し、印刷する。

これがごっこ遊びで使われる。

見ていておもしろい。

 

4時間目。

ABと授業。

スケジュールを組んでやるのが

この子たちには合っているのかもしれない。

自分からこれやろうかなと学習に取り組む。

 

昼休み。

今日も鬼ごっこ

この暑さの中、鬼1人はさすがにしんどい。

真夏の合宿でインターバル走をやっている感じだ。

 

5時間目。

ABと授業。

スケジュールを組ませる。

さすがに金曜日の午後は学習は難しい。

話をしたり一緒にゲームをしたりする。

こういう時間も大切だ。

ぎちぎちの毎日では心も体もまいってしまう。

 

6時間目。

全員交流の時間。

Eが交流から戻り、Aも交流から戻ってきた。

途中CDの様子を見に行った。

教室に戻るとBも戻ってきていて変な空気である。

しばらくするとAEがくすくす笑い出す。

何かと思ったら「どっきり大成功!」と言い出す。

感じ取ってはいたが何のどっきりか聞くと

Bを無視するどっきりだと言う。

猛烈に叱る。

仲良しだとしてもやっていいどっきりではない。

これはいじめだ。

そういうところの判断力がない。

というよりわからないのかもしれない。

だが、通常学級だろうが支援級だろうが

本当にまずいと思った時には容赦なく叱る。

これを発達障害のせいだと片付けていいわけがない。

こういうときにきちんと指導ができないと

困るのは子どもたちなのだ。

心を鬼にして叱る。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

長い長い1週間でした。