U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

熱のある意見

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特支学級記6/2 熱のある意見



今日も3時間授業。

今日は全員揃うといいのだが。


朝、立哨に行く。

もう日課だ。

昨年の今頃はそんなことをやる余裕はなかった。

子どもたちが朝から喧嘩をしてしまうからだ。

1年たって子どもたちは本当に成長した。

こういうところで子どもたちの成長を実感することが何度もある。

ほぼ全員が昨年度からの持ち上がりのような感じなので

比較的仲の良い温かい人間関係が築けている。

教室に行くと、昨日休みだった子も来ていた。

もう楽しそうに話をしている。

ひと安心だ。


1時間目。

全員支援級での授業。

やることを決めさせる。

漢字のテストもできるように黒板に書いておいた。

子どもも昨日やったので

1時間の組み方がわかっているようだ。

昨日休んだDには、周りのCやBが教えてあげている。

そういうところは逃さずほめる。

この積み重ね、繰り返しで個人を育て、集団を育てていく。

学校が始まって2日目。

やはり友達とたくさん関わりたいようだ。

今はそれをよしとする。

しかし、みんな漢字だけは一生懸命にやる。

1年生の頃からの総復習をしていて簡単ということもあるだろうが

文字は読めたほうがいいということを口にしていた。

こういうところから

難しい漢字が増えてきて文章が読めなくなってしまった

高学年の大変さが感じ取れる。

できるだけ楽しく学べるように工夫をしようと改めて思った。

授業の最後に振り返りを行った。

連絡帳に1時間の振り返りを書かせるのである。

連絡帳は保護者が必ず毎日見るものである。

そこに子どもの字で

やったことや楽しかったことがあれば安心するし

家での話題にもなると考えた。

子どもたちもすぐにその時間のことを思い返せるので

スラスラと書いている。

一言でも書ければ立派だ。

普段書くことに抵抗を示す子もスラスラと書けた。

これは継続していく。


2時間目。

全員支援級での授業。

同じように1時間の組み立てを考える。

この時間も友達とのかかわりが多い。

さらに教室にパソコンとローマ字表を設置した。

ローマ字表を見ながら文字入力をしたり

調べ物をしてWordに一生懸命まとめたりしている。

これからは時代を考えるとパソコンは必需品だ。

好きなものを調べさせ

楽しむ中で自然とローマ字入力や必要な情報の探し方が

身につくように仕掛けた。

友達と協力しながら文字入力をしている。

作戦通りだ。

授業の後半には、私の休校期間のことを話した。

子どもたちは

特にzoomでいろいろな人と話をした話題に食いついた。

そこで、YouTuberと話していろいろ聞いてみたいという意見が出された。

その意見に全員が賛成し

こんな人と話してみたい、〇〇はどうかななど

熱と思いのこもった意見が次々に出された。

これは非常におもしろいことになりそうだ。

子どもたちのやりたいを全面的にバックアップしようと思う。

ここからが担任としての力の見せ所だ。

やれるだけのことはやる。

もし管理職からOKが出れば

今回の取り組みは子どもたちにとって大きな財産となることは間違いない。

乞うご期待だ。


3時間目。

全員交流の時間。

それぞれの場所でがんばっていた。

少しずつ少しずつ

長いスパンで変わっていけばいい。

毎日できたところほめる。

そうやってポジティブをコツコツと積み重ねていく。



本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。



YouTuberと連絡を取る方法から

まずは調べます。