U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

初日

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初日

いよいよ学校再開だ。
こういう記念すべき日に日直にあたる。
令和初日も日直だった。
そういう引きの強さを持っているのかもしれない。

朝、昇降口に立つ。
子どもたちの様子の確認と昇降口での密を避けるためだ。
子どもたちは
久しぶりに友達と会うことができてうれしいようだ。
自然と距離が近くなる。
また、900人以上の子どもたちが登校してくる。
スーパーのように入場規制のようなものもかける。
でないと人であふれかえってしまうからだ。
もう少し人員を配置しないと厳しいことがわかったので
改善しようと思う。

私のクラスは1名欠席だったが
みんな元気に登校した。
久しぶりの再開に喜び、楽しそうに話をしていた。
今まで毎日1人だったのだ。
楽しくて仕方がないのだろう。
話が止まらない。
そうこうしているうちに朝の会の時間。
Cは入ることができたが
ABEは人の多さに緊張してしまい
教室の外から朝の会に参加した。
その場に、その空間に少しでもいれるだけえらい。

1時間目。
全員が支援級での授業。
たっぷりと話をさせ、たっぷりと遊ばせる。
今日の子どもたちの一番したいことはこれしかない。
自分の話したい気持ちが強すぎて
相手の話をさえぎったり、聞かずに自分のことを別の人に話したり。
楽しくて話したいとはいえさすがに良くない。
明るく指導をいれる。
明るくというのがポイントである。
子どもたちの楽しみたい気持ちは尊重しつつ指導するのだ。
納得して、友達の話を聞く様子が見られた。
さすがは5,6年生だ。

2時間目。
全員支援級での時間。
最初にこれからの授業の仕方について話をする。
全員が座ってよく聞いていた。
授業の仕方というのは
授業1時間の時間の使い方を自分で選び、決めるというものだ。
1度では理解できないので、説明して実際にやってみる。
説明してできる子どもは、支援級でも通常級でも非常に少ない。
1度やってみせるということが大事だ。
1度やってみることで少しだけ勝手がわかる。
まずは教師と一緒に、何度もやってみる。
やり方がわかって初めて子どもに任せることができるのである。
意外と好評だったので
今週はこの指導を繰り返し行い覚えさせる。
いろいろとこちらの準備が大変だが
最初がんばってしまえば、あと楽になる。
未来への投資というわけだ。

3時間目。
全員交流の時間。
教室が固まっていたらいいのだがそうもいかない。
各教室をまわりながら子どもたちの様子を見守り、支援する。
その場、その空間にいることから始める。
5分でも10分でもクラスの一員としていられることが今は大事。
慣れとともに学習に少しずつ重きを置いていく。


今日は、3時間授業で終了。
あっという間だったがあわただしい1日にだった。



本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。


水曜日まで3時間授業です。