U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

始業式

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特支学級記4/8  始業式

 

 

朝、立哨に行く。

今年から交通指導の担当になった。

1人1人の間隔をあけて登校させる。

こんなことで感染防止の対策になるのだろうか。

疑問ではあるが、やるしかない。

昇降口に行くと

別のクラスの支援級の子がふらふらとしている。

クラスと担任が変わることが不安で落ち着かないようだ。

自分で話せるのだからたいしたものだ。

うんとほめて、気持ちがのるまで話したり散歩をしたりする。

途中、他の先生とバトンタッチ。

別の支援級の子の対応をする。

こういう日は、不安になりやすい子が多い。

 

始業式。

感染症対策のため

校庭で1人1人の間隔をあけて行われた。

短縮の始業式、新任式でシンプルでよかった。

その後、支援級のクラス発表。

今年度、私のクラスは5人。

みんなバラエティーに富んだ濃いメンバーだ。

昨年度、私のクラスだった3年生とAが別のクラスとなった。

非常に不安そうな表情をしていた。

声をかけるが、新しいクラスでがんばってもらうしかない。

担任ではなくなるが、学校の先生であることには変わりないので

新しい担任の顔は立てつつ、時々関わっていこうと思う。

クラス発表後、子どもたちを校庭に残す。

誰もいなくなった校庭で氷鬼をする。

全員を1回ずつタッチするように追いかける。

全員が捕まり、全員が友達に助けてもらう経験をさせるためだ。

1人1人が友達を助けるために協力できたということを

体験と実感を通して学ぶ。

私のクラスの最初に行うことの定番となってきている。

子どもたちはよく話を聞いてくれた。

今年も学校一のクラスになるように頑張ろうと思う。

 

2時間目。

学活。

教科書などを配布して名前を書かせる。

静かに座って全員が取り組むことができた。

それだけで感動だ。

全員が書き終わってから、うんとほめる。

その後、教室を全員で作る。

机の配置はしてあるが

リラックススペースは何もしていない。

全員で教室を作ることで

自分たちの居場所だという思いをもたせる。

教室にも愛着がわく。

居場所があると安心するし

愛着がわくと教室のもの、友達を大切にしてくれる。

子どもたちは教室を作りながら

自然とコミュニケーションをとっている。

最初は緊張して話すのに勇気がいるが

楽しく話をしてしまいたくなる状況を作ってしまえばいいのだ。

 

3時間目。

交流での学活。

1人1人に合わせて参加することができた。

初日で参加できたのだからたいしたものだ。

その都度ほめる。

 

あっという間に下校。

楽しい半日だった。

子どもたちがいてこその学校だ。

当たり前は当たり前ではない。

日々感謝の気持ちをもって生きることを

今年は子どもたちと考えていこうと思う。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

今日は、入学式です。