U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

いろいろなことを

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いろいろなことを

 

分散登校7日目。

今日は、私のクラスは1人来る。

 

朝、立哨に行く。

1年生の保護者の方が

何人も子どもと一緒に登校して子どもたちの様子を見てくれている。

協力的な方々が多くてありがたい。

 

1時間目。

理科。

唾液の実験。

私も子どもの横で授業を受けた。

45分、ずっと座りっぱなしはつらい。

コロナの影響で

ペアで話したり、グループで話したりする学習ができないため

ちょっと気を抜くところがない。

教室の中を自由に歩き回って意見交換というのも

密になりがちなのでこれも難しい。

これから圧倒的に座学の時間が増えるのは

子どもたちもしんどい。

自席で立ったり座ったりするような指示だったり

教師の脱線した話なんかが

子どもたちにとっては救いになるかもしれない。

 

 

2時間目。

キャリアパスポートを書く。

1対1だといろいろわかっておもしろい。

じっくり考えたり深堀したりすることで

子ども自身も気づかなかったことに気づくことができる。

これぐらいの人数で

じっくり学習できる支援学級だったら

もっと子どもの良さを伸ばしていけるが

与えられたところでがんばるしかない。

 

 

3時間目。

一斉下校の準備。

前回と同様、カラーコーンと班のカードを準備する。

さらに、今日はラインカーもやらせてみた。

いつもは私がやっているのだが

いろいろなことをやらせてみようと思った。

ライン引きは意外と性格が出る。

まずは、真っ直ぐな線。

すごくゆっくり慎重にやっていた。

丁寧さをほめる。

次に、カタカナの文字。

私が足で下書きしたものをなぞらせる。

苦戦しながらもおもしろそうにやっている。

ラインカーの動かし方

線の上をなぞるために見ること

ラインカーで隠れている部分を想像して止めること

ラインカーの持ち方

などいろいろなことを考え、自然と口にしていた。

頭を使っている証拠である。

いろいろなことを経験させる中で

頭を使う、考えるという経験をたくさんさせたいものだ。

日頃からその習慣をつけると

社会に出たときに必ずいきる。

勉強が苦手で頭を使うことができないのであれば

違う方法で頭を使えばいいのである。

 

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

今日は暑くなりそうです。

マスクで熱中症にならないようにこまめな水分補給が大事です。