U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

オンライン授業に参加してみて

257

オンライン授業に参加してみて

 

 

先日、同僚であり友人の紹介で

オンライン授業に参加させていただいた。

そこで感じたことがいくつかあったのでまとめようと思う。

 

オンラインでの模擬授業を通して感じたことは

以下の3つである。

 

①通常の授業と共通しているところがある

②オンラインだからできる指導の仕方がある

③できるできないの判断だけでなく、合う合わないも考える必要がある

 

今回は、まず

①通常の授業と共通しているところがある

についてである。

 

通常の授業というのは、学校で行う授業のことだ。

それと共通している点がいくつかあった。

『音読、動き、指示、確認』である。

音読とは、言葉の通り音読だ。

オンラインでは不向きなのではないかと思っていたのだが

意外とそんなこともなかった。

これは収穫である。

声は揃うことはないものの誰かが読んでいることはわかる。

誰かが読んでいるから

自分も読んでみようかなと読んでみる子が出てくる。

クラスで読むのと違って

みんなの前で読むわけではないので恥ずかしさも少ない。

安心して読める子もいる。

また、音読を聞いているのは家族だけなので

我が子が勉強している姿を見て家族は安心するというプラスαもついてくる。

 

動きは、指示と確認にも関係してくる。

教室でよく見る風景で例を挙げれば

終わった人は、ノートを持ってきます。」

「○ページの1番を指差します。」

といったようなことである。

オンラインで同じような指示を出したらどうなるかというと

教師が画面上で教科書や課題のスライドを共有し

その画面を指差したり、自分のノートを見せたりするということになる。

「問題の○番を指差します」と言えば

子どもたちは画面の同じ一点を指差すことになる。

指示が動きになり、確認が動きでわかる。

 

 

ただ共通している点があるというだけで

通常の授業と同じような授業作りをするということではないので

気をつけなければならない。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。