オンライン授業に参加してみて②
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オンライン授業に参加してみて②
オンラインでの模擬授業を通して感じたこと
①通常の授業と共通しているところがある
②オンラインだからできる指導の仕方がある
③できるできないの判断だけでなく、合う合わないも考える必要がある
今回は、②について。
オンラインだからできる指導の仕方とは『画面の共有』だ。
オンラインだからこそ、全員が同じ画面を見ることができる。
1人でその画面を見ることができるのは非常に大きいと感じた。
教室では、教科書の絵を見たり、黒板を見たりするよう指示できるが
他のページや教室の内外からの刺激で見ていなかったり
席が遠い子は見えにくいといったこともある。
しかし、画面は自分1人で見ることができるうえに
見てほしい場所を限定して見せることもできる。
周りに刺激がない分、ある程度集中して見ることができる。
また、スライドで示したり、スライドに書き入れたりすることで
子どもたちに分かりやすく伝えることができる。
教科書の1部を画面共有し
その画面に書きながら子どもたちも真似して書くことができるのだ。
書いたものを簡単に消すことができるので
何度も繰り返して教えることができるのも利点である。
前回の記事でも書いたが
動きの指示をしたときに見えることも良い点だ。
「画面の○○を指差して」という指示に対して
画面を通して1人1人の動きを確認することができるからである。
全員が画面の同じところを差すことになるので、正誤がわかりやすい。
さらに
教室だと準備に時間がかかる映像や記事を見せることも
簡単に行うことができるのも非常に良い点だ。
学習内容に関係のある映像、記事、写真を
準備しておけばすぐに共有することができるのである。
『すぐ』に行うことができるのは
オンラインだからこそだと思う。
臨場感や緊張感、空気感というものを感じることができないのは
大変残念なことではあるのだが・・・。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。