U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

クラスの在り方

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特支学級記11/29 クラスの在り方

 

クラスの在り方を非常に考えるようになった。

AとBの担任になったことで揺れている。

 

今は、どのクラスにも発達に課題がある子どもがいる。

2,3人と言われているが、現実はもっと多いように思う。

そんな中で

全員が椅子に座り、静かに授業を受けるというスタイルは

非常に難しいものとなった。

経験年数問わず、若手でも中堅でもベテランでも

学級崩壊や荒れてしまうクラスがあるのだ。

授業だけがその要因というわけではないが

学校生活の大半をしめる授業の影響は大きい。

教師のキャラクターや子どもとの相性もあるがやはり授業だと思う。

 

AとBは、なかなか椅子に座っていることが難しい。

特にAは、思ったことをすぐに発言してしまうし

指名されないと感情的になってしまうこともある。

授業中の離席もあり、教室を縦横無尽に歩き回る。

「席に座りなさい。」と注意してしまいたくなるし

そう言う教師も必ずいる。

規律やルールをとても大事にしているからだ。

私もどちらかというとそういうタイプだった。

しかし、彼らと過ごせば過ごすほど考えさせられるのである。

彼らは、そうしたくてそうしているわけではない。

自然とそうなってしまう。

そうせざるを得ないのであることに気づいたのである。

特別支援系の本を読んだりもしたが

子どもたちとの様子と書いてあることが一致し納得もできた。

 

そこで深く考えるようになった。

クラスの在り方とは。

いずれは通常学級もまた担任したいと思っている。

では、もし通常学級の担任となったらどんなクラスにしたいか。

 

AとBと出会えてよかった。

これからの思考がまた楽しみである。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。