U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

精選する

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精選する

 

新型コロナウイルスの影響で

様々なものが中止になったり、短縮になったりしている。

短縮して実施するためには

何を削ればよいのか

何を残せばよいのか

をじっくり考える必要がある。

その結果として、本当に必要なものだけが残る。

 

学校現場では

このような視点をもっと大事にしていく必要があると思う。

無駄なことが多すぎるのである。

学校の見え方、教師の見え方を気にし過ぎるあまり

子どものために本当に必要なものがぼやけている。

子どものためと言いながら

それが子どもの保護者のため、と変わっていることもある。

保護者ウケというやつだ。

子どもたちの成長は

行事のときに何時間もかけて作り上げたものではなく

毎日の生活の中で身につけたもの、積み上げたものがにじみ出て

それを保護者が感じ取るものだと私は思う。

 

今回のコロナウイルスの影響で短縮や中止になっていることで

これはいらないのか

これぐらい短くてもすっきりしていていい

というように教師の考え方が変わるきっかけになってほしい。

特に、ベテランと呼ばれる人たちの意識改革になってほしいものだ。

例年通りではなく変えてもよい。

短い時間でも良いものは作ることができる。

そういうことに1人でも気づくことができれば

学校は、もっと良くなっていくと思う。

勉強に時間をかけられるようになり

子どもと過ごすことに時間をかけられるようになり

教育の質も高まるはずである。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

昨日は、雪が降りました。