U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

順番が与える影響

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順番が与える影響

 

先日、アパートの見学に行った時のことである。

2つの会社に見学をお願いしていた。

1つは、CMにも出ているような大手の不動産。

1つは、その地域の不動産。

 

午前中は、大手の不動産だった。

入店してから実に丁寧な接客。

担当の方も明るく非常に話しやすい。

私の要望に合わせて物件を手際よくいくつか紹介してくれる。

アパートを見に行くときの車内での会話も

アパートを見学しているときの会話もストレスなく快適だった。

物件の良いところも悪いところも次々と教えてくれる。

さすがプロという感じだった。

 

午後は、地域の不動産。

どうしても前の不動産と比べてしまう。

自然とそういう思考になってしまうのだから困ったものだ。

対応は丁寧で手際もいいのだが、うーんという感じ。

移動の車内もアパートを見学しているときも

最低限の会話という感じ。

 

大手の不動産か地域の不動産か

どちらがスタンダードな対応なのかはわからない。

しかし、順番でこうも感じ方が違うのかと思い知らされた。

もし、午前中が地域の不動産で午後が大手の不動産だったら。

また違っていただろう。

地域の不動産には、こういう感じなのかという印象をもち

大手の不動産には、接客が丁寧で素晴らしいな

というふうにどちらも比較的ポジティブな印象で終わる。

 

しかし、今回の場合は

大手の不動産には、接客が丁寧で素晴らしいな。こういうものか。

地域の不動産には、大手と比べるとこうなのかー。

と印象悪く終わってしまった。

 

 

学校でも、前の担任と今の担任を比べてしまったり

前のクラスの子どもと今のクラスの子どもを比べてしまったり

去年の学校と今年の学校を比べてしまったり

といろいろなところでつい比べてしまうところがある。

教師も子どもも保護者もである。

これはしょうがないことなのかもしれないが

順番が与える影響は非常に大きいといえる。

 

その人らしくがんばっているところ

その人の良いところ

そういうところに注目できる人が増えると

みんな幸せに過ごせるようになるのではないだろうか。

 

ないものねだりをしてもしょうがない。

今あるもの、現状の良いところはどこか

それを生かすためにはどうすればよいのかを

考えるために時間を使いたいものである。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

もうすぐ1人暮らしです。