土台
遊びについて、昨日の記事に書いた。
遊びは、子どもが夢中になって、楽しめるもの。
その延長線上に学習があったら、学びの質は自然と高まるのではないか。
授業に遊びの要素、ゲーム性を取り入れること
このようなこともこの1.2年間で考えるようになった。
今の子どもたちは
以前に比べて学習に向き合うことが難しくなってきている。
特性をもった子どもも増えているという現状もある。
両親の共働きによって、家族と過ごす時間も短くなっている。
いろいろな状況の子どもたちがいる中で
座学で45分間、集中して授業を受けることは極めて困難である。
頑張りたくても頑張りが続かない子どももいる。
45分の授業を成立させるだけでも難しくなってきている。
教師の授業力の低さももちろんあるだろう。
しかし、一概にそれだけとは言えないところもあるように思う。
そういった状況の中で
学習への抵抗感を少なくするために
遊びやゲームの要素は必要なのではないだろうか。
楽しく学べたら、子どもたちもやる気になる。
学習への向き合い方が前向きになる。
やってみよう、次は何をするんだろう、どうしたらできるようになるんだろう
つまり、学習をするための土台を作ることである。
土台が出来上がっていなければ
その上に何かを積み上げていくことはできない。
上に積み上げられ、作られたものばかりに目が行きがちだが
それを支えるための土台にこそ目を向けなければならない。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
教師自身が自らを高めるために努力しなければならないのは当たり前だ。
学び続けなければ向上はない。