U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

相撲大会

私の地域では、相撲大会がある。

実際に土俵を使って行われる本格的なものだ。

私の学校からの参加者は6人。

朝7時前に会場に行き、ブルーシートで休憩場所を確保する。

7時50分に子どもたちが集合。

2つのことを話す。

・競技に真剣に取り組み、応援すること。

・けがをしないように落ち着いて過ごすこと。

土俵のある場所は、大きな公園の中の神社の一角。

3年生の男の子が

「先生、広いスペースで遊んでいいですか。」

と聞いてくる。

何をしに来ているのか。

くぎを刺す。

あとは、自分の競技時間になるまで保護者に任せる。

競技は

3,4年の女子団体、男子団体

5年も同様、6年も同様。

3年生から、各学年の男女の個人戦が行われる。

 

競技は真剣に行っているが、それ以外のところがひどい。

ブルーシートの上を土足で平気で歩いたり

階段の上から石を転がしたり

人が大勢いる中、鬼ごっこをしていたり

そういうところの指導をしようとする気もないようである。

ルールやマナーどころの話ではない。

引率で他の学校も何人も来ているのだから

そういうところは指導しなければならない。

何のための引率なのか。

 

競技がすべて終わったのが14時半。

6年男子の団体が準優勝、5年女子個人が3位。

練習していない割には健闘した方である。

 

閉会式が終わり、子どもたちを集めて話をした。

君たち全員は、もっといい成績を出す力があったと思う。練習をきちんとしていれば、間違いなく優勝するだけの力はあった。運動会の係の仕事があったのはしょうがないと思うが、それ以外の人で、負けて悔しくて泣くのは意味が分からない。厳しいことを言うが、練習していないんだから、勝てないのは当たり前。考えが甘い。

勉強でも運動でも習い事でも、毎日コツコツがんばることが大切。これからの生活の中ではそうしてください。

 

大人もそうであるが継続することは難しい。

継続することのメリットを子どものうちから体験させることが必要である。

その成功体験は、大きい。

こういうことも指導していきたい。

計算でも漢字でもいい。

目に見えて成果が出るもので体験させたいものである。

 

さて、今週末は運動会。

長い1週間が始まる。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。