U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

保護者の思い

夏休みになり、保護者面談があった。

多くの地域で行われているのではないだろうか。

面談をするときには、伝えたいことを簡単に書いておくようにしている。

これは、良い面も改善してほしい面もである。

また、学校での様子を映像が思い浮かぶように話すことも心掛ける。

エピソードだ。

そのときに学習したもの、作ったものがあれば

それを見せながら話す。

より具体的に、頭の中で映像が浮かぶようになるからである。

 

さて、面談だがたくさんの話をすることができた。

普段ゆっくりと時間をとって話をする機会がない分

直接お会いして話ができるのは本当にありがたい。

こちらの考えが言葉と態度と熱量で伝えることができ

保護者の方の話を表情を見ながら聞くことができるからである。

 

今回、お話を聞いている中で

子どもが落ち着いて生活するようになって安心している

という声が非常に多かった。

いろいろな特性をもっているので

トラブルや喧嘩が起こってしまうことがどうしてもある。

環境的な要因や人的な要因、タイミング、精神状態、発達段階など

いろいろなことが影響して起こってしまう問題。

保護者もわかってはいるが

それが続いてしまったり、友達にけがをさせてしまったり、家で荒れていたり

家族として大変な思いをしながら育ててきている。

私たちが想像できないくらい毎日必死に子育てをしているのである。

落ち着いて過ごすことができるようになることで

家族としては本当に安心だということが表情と声色で伝わってきた。

何より保護者の方が授業参観や懇談会でお会いした時よりも

明るく、生き生きしているのである。

 

子どもたちが毎日楽しく、落ち着いて生活できる。

これが一番大切なことである。

これが土台となり、どうしたら勉強ができるようになるかの話になる。

 

改めて、大切なことを教えていただいた。

感謝である。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。