U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

怒涛の6月

415  怒涛の6月

 

1ヶ月ぶりの更新となってしまった。

6月は祝日もない上に例年よりも暑くて疲れ果ててしまった。

今年の暑さは災害レベルである。

登下校も危険だし、日中エアコンの効いた教室で過ごしていても

熱中症の疑いがある子どもが出てしまったりと

学校を休みにした方がいいのではないかとすら思うほどである。

教育課程を見直して、学習内容を精選し、授業時数を減らして

7、8月は丸々夏休みにしてもいいのではないだろうか。

働き方改革にもつながり

休みが増えた分、教師が自ら学ぶ時間も増えるわけだから

教育の質の向上にもつながるしで良いと思うのだが。

 

子どもたちは

この1ヶ月で非常に落ち着いた。

スポーツフェスティバルという大きな行事が終わったことで

毎日、時間割通りに学校生活を送ることができた。

イレギュラーがない、イレギュラーが減るということだけで

子どもたちの日々の生活はずいぶんと落ち着くのである。

それだけ行事というのは

子どもにも教師にも与える影響が大きい。

良い影響も悪い影響もだ。

私の情緒学級の子どもたちは

学習に向かう態度が大きく変わった。

遊んでいるときは楽しく遊んでいるのだが

「勉強始めるよー」「もうすぐ時間だよー」と声をかけると

すぐに行動を切り替えることができるようになってきたのである。

以前からできている子どもたちもいたが

その子どもたちは日課表を見て、時間を確認し

次の授業の準備をしたり交流学級に向かったりと

一つ上のレベルのことができるようになったのだ。

いつでもこれができるかというとまだまだ難しいこともあるのだが

メリハリのある行動をすることができるようになってきたのは

非常に成長を感じるところであるし、非常に嬉しいところである。

授業中もしっかりと話を聞くことができている。

特に、2、5年生がきちんと椅子に座って学習を受けることができるようになった。

ただ、座るのが自分のものではなく

黒板の目の前に置いてあるもので

私との距離が1mぐらいのところで授業を受けている。

ちょっとやりずらさはあるが何とも可愛らしい(笑)

テストも2、4、5、6年生全員が8割以上取れている。

結果にも表れると子どもたちのやる気も俄然上がる。

テストが全てではないという人もいるが

子どもたちのモチベーションにもつながり

保護者が子どもの学校での学習の成果を知る安心材料にもなることを考えると

テストで良い点を取らせるというのは非常に大切なことであると思う。

我が子が「100点取ったよ」と笑顔で見せてくれたら

親は嬉しいし安心するものである。

子どもも「100点取ったから、家に持って帰って見せよう。」と

家に帰るのが楽しくなる。

そういう光景を想像すると

こっちまで嬉しくなる。

大変な時代だからこそ

日々の小さな幸せや喜びを大事にしたいし

作ってあげたいとも思うようになった。

7月も無理せず頑張ろうと思う。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

月曜日から転入生が来ます。

これで情緒学級MAX8人になりました。