U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

難しい時代

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難しい時代

 

冬休みになり、5日たった。

生活リズムが長期休みモードになりつつある。

今までは、夜10時までには寝て、4時~5時に起きていた。

体も休みたがっているのかもしれない(笑)

 

現在、働き方改革や教員のブラックさが

たびたび、テレビや新聞などで取り上げられている。

広く認知されるようになったのはありがたいが

現場では、何も変わっていないというのが正直なところだ。

 

教員の勤務時間は

私の学校では8:00~16:35

休憩時間は1時間ということになっているが

休み時間も給食もずっと子どもたちのことを見ているので

そんなものはない。

実際の勤務時間はというと

人ぞれぞれだが勤務時間の30分前には出勤し

退勤する時間は5時や6時といった早い人もいれば

日付が変わるころの人もいる。

休日に出勤したり、家に仕事を持ち帰ったりもする。

それだけ多忙なのだが、残業手当や休日手当はない。

その分、給料には月額分の4%が上乗せされている。

給得法という法律によって定められているのだが

それは何十年も前のころを基準としたものである。

 

それが今、問題となっているのだ。

 

しかし、夏休みや冬休み、春休みも給料は入る。

長期休みであっても研修や出張があるのだが

その日を除けば、比較的休みをとることはできる。

出勤日数に関わらず給料も入る。

 

そう考えるとバランスはとれているのかなとも思う。

私一個人の意見である。

 

しかし、勤務時間の長さは非常に問題だ。

私たち教員にも家庭があり、家族がいる。

学校に遅くまでいるということは

家族と過ごす時間が短くなるということだ。

休日に連絡をするということは

仕事が休みの日に仕事の連絡や依頼が来るということだ。

家庭によっては、

平日も遅くまで働いていて休日しか連絡ができない

休日に働いていて、平日の遅くにしか連絡ができない

ということもあると思う。

 

教員のことを考えてほしいというのではない。

教員は先生である前に

1人の人間で同じように家庭があるということをもう1度考えてほしい。

また、社会には

たくさんの職業があり、働き方もさまざまである。

それを考えたとき

何かもっといい方法はないのかということが言いたいのである。

 

ICTの発達によって時代は豊かになったが

いろいろと難しい時代にもなったと感じる。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

冬休みで時間があると

いろいろなことを考えてしまいますね。