U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

ありがた迷惑か?

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ありがた迷惑か?

 

今、教育実習生が来ている。

残すところも1週間。

最後の週には、研究授業が予定されていることが多い。

思い返すと

私も学生時代、アイディアを振り絞り考えた記憶がある。

どうすればみんなできるようになるか。

どうすれば、「わかった!」というつぶやきを引き出せるか。

そんなことを考えながら、授業づくりをしていた。

自分1人で、もしくは同じ実習先の実習生と相談しながら考えていた。

授業をしたあとには

配属クラスの先生からご指導いただいたが

頼るところは、知識も技術もない自分だった。

 

そんな大学時代を振り返り

自分ができることはないかと考えたのだが

本を貸すことにした。

直接何か言うよりも必要な情報を探すことができると思ったからだ。

私が忙しかったのもあるが…

何より、いい実習にしてほしいという思いがあったので行動した。

ありがた迷惑だったかもしれない。

貸した本は

授業の腕をあげる法則

全員参加の授業作法

14のしかけで深い学びの算数授業

問題行動の意味にこだわるより解決思考で行こう

この4冊である。

実習生が3人いるので、1冊余るようにしておいた。

何か感じ取って、生かしてもらえたらと思う。

 

私が行動したのには理由がある。

1つは、先ほども書いたがいい実習にしてほしいからである。

あと1つ、教員の魅力を伝えたいからだ。

教員という職業がブラックだ、大変だと騒がれているが

そんな中で少しでも志がある学生が実習に来ている。

子どもたちと関わることの楽しさや授業づくりの楽しさなど

教員の魅力をより感じてもらいたい。

 

おせっかいだし、ありがた迷惑かもしれない。

しかし、自分とその周りをちょっと楽しくできれば

働き方も環境も少しずつ変わってくると思う。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。