U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

教える

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教える

 

教えるというのは、勉強だけに限らない。

生活場面での行動の仕方、声のかけ方などすべてのことに当てはまる。

できないことや悪いことをすると

つい叱ってしまうことがある。

しかし、よく考えてほしい。

その子どもは、何がいけないのかわかっているのか

その子どもは、正しい行動の仕方を知っているのか

わからない、知らないことならば間違えても仕方がない。

命にかかわることや人権にかかわることだったら例外である。

 

また、知っているのとわかっているのとできるのも違う。

知っているだけでわかっていないこともある。

わかってはいるができないこともある。

できるようになるためには、越える壁が多いのである。

だからこそ、繰り返し指導したり、教えたりすることになるのである。

 

声をかけるときにも注意が必要だ。

「~してはいけません。」

このように声をかけてしまうと、ダメな行動を想像してしまう。

声によって、姿や動作をイメージしてしまうのである。

「~するといいよ。」

と、正しい行動に変換して、伝えることが大事だ。

こうすることで正しい言動を教えることができるうえに

指導を柔らかくすることもできる。

子どもたちは、正しい行動や言葉を教えると

意外と「そうすればよかったのか。」と納得することが多い。

地域柄なのかもしれないが。

そして、正しい言動ができたときには

うんとほめてやる。

これを根気よく繰り返し指導していくと

とげとげしていた子どもたちも次第に丸くなってくる。

 

そんなことを感じた2019年だった。

早くも振り返り。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今日は、サッカーの試合です。

勝てば昇格!

気合をいれて戦います。