U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

4月のような1日

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特支学級記12/10 4月のような1日

 

朝、いつものようにAの登校指導。

最近、私の名前を入れたジングルベルを歌いながら登校する。

Bもご機嫌に登校。

 

1時間目。

3年生とABと授業。

3年生は、算数で2学期の復習をやる。

ABは勉強に気持ちが向かうまで少し待つ。

気持ちが向いてから、大造じいさんとガン。

今日も範読しながら、一問一答形式で授業を進める。

きちんと聞いて答えるようになったのだからえらい!

さらに、「その続きは?」と聞いてきて、感動のあまりにやけてしまった。

 

2時間目。

3年生とABEFと授業。

2時間目が始まる時間になっても、なかなか切り替えができないE。

それにつられる他の子どもたち。

改めてルールを確認する。

何がよいのかを短く話す。

ようやく授業をする。

 

3時間目。

Eたちが休み時間に教室で遊んだものが片付けられていない。

後半に指導をすることにする。

まずは、学習。

他のできている子どもたちを優先する。

ABと算数。

約数について。

16の約数は1,2,4,8,16

前と後ろをかけ算すると16になるということを教えると

意外とできてしまう。

型や法則があると、それにあてはめて考えやすいようである。

3時間目は後半に。

ABEF、他の支援級の子1人が私のクラスで過ごしている。

片付けについて話をする。

次、片付けられなかったらすべて片付けて預かると伝える。

よくないのかもしれないが

こちらも本気だと言うことを示さないといけない。

荒れている子どもを正しい方へ導くには

多少厳しくなってしまう。

 

4時間目。

3年生と授業。

総合の発表の練習をする。

何度も繰り返し読む。

1回読むたびによかったところをほめる。

どんどん声も出るようになり、うまくなる。

20~25回ぐらい練習した。

明日もやると伝える。

 

昼休み。

今日も鬼のようなおにごっこ

 

清掃。

教室に戻ると、片付けられていない。

すべて片付ける。

 

5時間目。

教室に戻ってくるAEF。

何もなくなっていることに焦る。

遊んだものだけではない。

教室の床にあったファイルや帽子、上履きなど

すべて預かったからだ。

今日2回目なので、厳しく指導をする。

こちらも本気だ。

言ったことはやる。

「できなかった人は、〇〇です。」

などとよく言う人がいるが、それで実行しない人がいる。

それを繰り返すと子どもたちは

どうせやらないんだから大丈夫となる。

だから、できないことは言わないし約束はしない。

これも子どもたちと関係を構築していくうえで大事なことだ。

 

6時間目。

言葉でごめんなさいはいくらでも言えるから

授業に取り組む様子やがんばりで示しなさいと言ったため

みんな授業をがんばっているように見える。

6時間目の後半。

Eがトランプを持ってくる。

Aと他の支援級の子1人と3人でやっている。

とにかく言葉がきつい。

こういう言葉で言ったほうがいいよと

その都度伝える。

4月からABに同じようなことを指導し続け

ようやく穏やかに優しい言葉をかけられるようになったのに

また、指導をしなければいけない。

1人の言葉や行動は全体に影響する。

授業終了のチャイムが鳴る。

トランプを片付けないまま帰る。

本日3回目。

明日からが思いやられる。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

1週間がとても長く感じます。