U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

頼ることと感謝

176 頼ることと感謝

 

頼ることは悪いことではない。

むしろ頼って頼られての関係の方が

いろいろと上手くいくような気がしている。

また、先生という職業柄

教えるのが好きな人が多い。

「教えてください」と頼れば

快く引き受けてくれることが多いのではないだろうか。

 

私のクラスでは、最近Bが落ち着かない。

遅刻が増え、学校に着いても教室に来ないで

校舎内をふらふらしている。

また、イライラしていて

キレることが多くなった。

友達関係で何か困っているわけでもなく

家でも学校は楽しいと家族に話したりもする。

そんな状況で、正直、私一人では面倒を見ることが難しい。

私のクラスには他に7人いて、支援員さんもついていない。

知的学級だが情緒の特徴が濃い子がなぜか集まっている。

支援学級の定員の8人で、この状態。

だから、交流学級担任にもお世話になっているし

いろいろな先生にもお世話になっている。

たくさん頼っているのである。

申し訳ないなという気持ちにもなるし、自分を責めたくもなる。

しかし、そこで自分を責めることはしないように意識している。

自分を責めたところで何も生まれない。

むしろ精神的につらくなって、マイナスでしかないからだ。

割り切るしかない。

事実は事実で受け止め

明日どうするか、Bの調子のよかった日はどんな日か

そういうことを考えて、次につなげることが大事である。

 

関わってくださった先生方には

必ず感謝を伝えることを常に意識している。

「すみませんでした」と言うことももちろんあるが

できるだけ「ありがとうございました」と言うようにしている。

言われた方も言う方もありがとうの方が

気持ちが前向きになれるからだ。

付箋とかで貼っておくのではなく必ず直接伝えることが大切だ。

 

感謝がなければ

しだいに関係が悪くなってしまう。

ストレスが何重にもなってしまうのである。

 

頼ることは悪いことではない。

そこに感謝の気持ちを伝えることを忘れなければ。

ということである。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。