U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

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特支学級記11/19

 

朝、いつものようにAの登校指導。

今日は、話をしたい人と話しながら来ている。

ご機嫌だ。

 

1時間目。

5年生と3年生と授業。

AとBは、交流の体育。

自分から体育に向かうようになったので

2人とも調子がいい。

5年生と3年生は、復習プリントを行う。

その後、2学期の自分たちの行動を振り返る。

意外と自分のことをきちんと振り返れている。

 

2時間目。

3年生と算数。

円と球について。

言葉は簡単におさえる。

球の仲間わけをする。

何度か繰り返すうちに

なんとなく球について判別がつくようになる。

感覚でわかるようになるのも大事なことだ。

その感覚がわからない人もいる。

あとは短期記憶と長期記憶、ワーキングメモリの問題。

 

3時間目。

交流の時間。

5年生の交流を中心に見に行く。

私が見に行くとピシッとなるCとD。

これは果たしていいのだろうか…

Aは、甘えながらもよくがんばっている。

ほんとに成長している。

Bは、なかなか参加することができない。

難しいところである。

逃げるところを常に見つけ、そこに行こうとする。

もしかしたら

自分のできなさや他との差が感じ始めたのかもしれない。

心の成長ととらえることもできるが難しいところである。

 

4時間目。

3年生と授業。

交流担任の分の大根を抜きに行く。

自然と大きいものを選んでいる。

かわいいものである。

交流担任に渡す時には

「俺が抜いたんだよ。」

とちょっとどや顔(笑)

 

5時間目。

CとDと書写。

私もやりたくなって久しぶりに筆をとる。

大人になったから上手くなっているかと思っていたが

そうはいかない。

やっぱり苦手だった。

こういう苦手があると子どもたちの気持ちも少しは理解できる。

筆の動かし方がどうにもうまくいかない。

CとDは納得の1枚ができたのでよかった。

 

6時間目。

交流の時間。

様子を見に行こうと思ったら

他学年の子が暴れているところに遭遇。

クールダウンのためにサポートに入る。

スポーツを習っていた男の子。

力と体力がすさまじい。

15分ぐらいたって落ち着き、会話ができるようになった。

どのクラスにも支援を必要としている子どもがいる。

通常学級にでもである。

人的要因と環境要因、教師のスキル向上が求められる。

大変な時代だ。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

今日は、授業参観です。