U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

特支学級記9/20

事件の多い1日。

 

この日は、あいさつ当番。

7時35分ごろからあいさつに出る。

毎日、下学年の下駄箱でしているため変わりないが

あいさつ当番のときは、外であいさつをする。

ちょっとした変化に子どもたちは気づく。

これだけで会話のきっかけにもなる。

あいさつ当番が終わり、教室へ向かおうとしていると

「外で子どもが」

と連絡が入る。

向かうと、他の先生が泣いている5年生のCの対応をしてくれていた。

最近、どうも落ち着かない。

話を聞くと

1人でものまねしていたら、同じ登校班の子に

キャラクターのイメージが崩れるからやめて

と言われたことに腹を立てていたようだ。

朝のうちに、その子と話をし、解決。

 

4時間目。

AとBは書写の時間。CとDは理科の時間。

Bはいつも通り書写に向かったが

Aはまったく向かおうとしない。

声をかけてもアイロンビーズやレゴをしている。

何を言ってもダメである。

ここで私が折れたら、Aは味をしめて次も同じことをする。

そういう性格だとわかっているから強引な手段に出る。

良くないが、強制的に連れていく。

Aが行く頃には、Bはもう終えていて帰るところ。

1枚書いたら終わりにするという目標でやっている。

Aの様子を見た途端

Bは、かまってほしくてふてくされた行動をし始める。

廊下には騒がしい声が響く。

その声を聞いたCが交流教室から出て、こちらに歩いてくる。

途中、交流担任と話をして教室に戻ったが、また出て歩いてくる。

再び、交流担任と話をして教室に戻った。

すると、教室から大きな声が・・・

理科の授業をしている先生からSOS。

Cが大声で泣いて騒いでいるので来てほしいとのこと。

最悪の状態。

一方ではAとBが騒いでいて、もう一方でCが荒れだす。

AとBの交流担任が空き時間だったため、2人を任せる。

Cのもとへ向かう。

騒ぎ声が気になって、一言うるせーと言ってやろうと思ったとのこと。

話を聞いて、なんとか解決。

 

5時間目。

気分転換に農園に向かおうとAとBと話をする。

この時間はCとDも来るため、みんなで行くことに。

Dは掃除が終わって戻ってきた。

なかなか戻ってこないと子どもたちと話していると

教室の内線電話が鳴りだした。

とても嫌な予感がする。

電話に出ると、Cが荒れているので来てほしいとのこと。

A、B、Dにこのことを伝えると

「またー。農園行くの遅くなるじゃん。」

これまた、まずい状況。

落ち着かせてからCのもとへ向かう。

掃除の時間に喧嘩しようぜと6年生に言われて、つかみ合いになった。

周りにいたCの交流学級の友達が止めて、教室まで連れてきてくれたとのこと。

すぐに話し合いに向かう。

なんとか納得し、解決して教室に戻る。

ようやく農園に向かう。

全員、気持ちが落ち着き仲良く過ごしている。

 

体1つでは足りない。

自分があと2人はほしい。

そんな最終日であった。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。