U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

環境は大きい

環境は少なからず影響を与えるものである。

学校でもスポーツでもある。

例えば

レベルの高いチームの練習に参加するといつも以上の力を発揮できたり

落ち着いて学習しているところに混ざると静かに学習に取り組んだり

促進効果とも言われている。

いい影響を与える反面、その逆のパターンもある。

 

例えば、保護者面談でのことを考えてほしい。

Aさんは、学校では、とても静かで勉強もそれなりにやっている。

友達とも仲良く過ごし、特に気になるようなところもない。

これを伝えると、驚く保護者がいたことがないだろうか。

家にいるときの様子から、まったく想像できない。

家ではまったく言うことを聞かないし、言葉遣いが汚い。

整理整頓もできない。

学校で大丈夫かなと心配していた。

なんて真逆の様子であることもある。

このとき、教師も保護者もお互いに信じられないという状況になる。

 

学校ではあまり苦がなくできていることが

家ではほんの些細なことも我慢できなくなってしまう。

これは、環境によっての変化が大きいのかもしれない。

 

大人ですら、環境が変われば変わることがある。

子どもならなおさらである。

環境によっての変化が大きい子もいれば、小さい子もいるのである。

そういう考えをもっていると

少し心にゆとりができるのではないだろうか。

悩んでいる人の心を少し軽くできるのではないだろうか。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。