意思と意志
『いし』には2つの表現の仕方がある。
意思・・・~しようとする考え。思い。
意志・・・どうしても、これをしよう、またはしまいという積極的な心ぐみ。
このような意味の違いがある。
意思より意志の方が意味合いが強い。
意志には、覚悟や責任を非常に感じる。
今日、ケース会議あった。
特別支援コーディネーターや管理職、関係機関を交えた会議である。
現状、事実の確認をして今後の対応の話に。
事実をもとに話す人、自分の思いを話す人、私だったらを話す人
実にいろいろな切り口で話し始める。
好き勝手言い放題のめちゃくちゃだ。
子ども視点の人もいれば、親視点の人もいる。
2時間の話し合いでまとまったように見えたが
言いたいことを言えたから終わった
このような形で終了したように感じた。
ケース会議の前から、自分のやるべきことは8割決まっていたのだが
細かな修正と改善を加えることの収穫は得られた。
しかしである。
「私は~」と譲ろうとしない人がいる。
この人は、いつも自分を通そうとする。
これが正解じゃないけど、と言いながら自分の意見をごり押ししてくる。
まったく子どもと関わっていないのにすごいなと思いながら
私は聞いていた。
周りは何も言えず、流されつつある。
ここで意志である。
私には、相当な意志があった。
丁寧に話をして、なんとか場はおさまったが後味が非常に悪い。
何をするかは最後は本人の意志で決まる。
「誰かが言ったから」と言っても、行動したのは自分の意志だ。
言ったからには、やったからには責任が問われるのである。
それで失敗して責められるのは、誰かではない。
自分なのだ。
最後は本人にゆだねる。
それまでの方法やアドバイスをするのは必要なことである。
こんなやり方、こんな方法もあるから参考にしてね。
わからないことがあったら相談してね
これくらいのスタンスでいたほうが自分を出せる人が多いと思う。
上の立場になったら
意志を尊重する先輩でありたいと心から思った。
愚痴のような内容になってしまった。
こんな日もたまにはあっていい。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。