U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

意思と意志

『いし』には2つの表現の仕方がある。

意思・・・~しようとする考え。思い。

意志・・・どうしても、これをしよう、またはしまいという積極的な心ぐみ。

このような意味の違いがある。

意思より意志の方が意味合いが強い。

意志には、覚悟や責任を非常に感じる。

 

今日、ケース会議あった。

特別支援コーディネーターや管理職、関係機関を交えた会議である。

現状、事実の確認をして今後の対応の話に。

事実をもとに話す人、自分の思いを話す人、私だったらを話す人

実にいろいろな切り口で話し始める。

好き勝手言い放題のめちゃくちゃだ。

子ども視点の人もいれば、親視点の人もいる。

2時間の話し合いでまとまったように見えたが

言いたいことを言えたから終わった

このような形で終了したように感じた。

ケース会議の前から、自分のやるべきことは8割決まっていたのだが

細かな修正と改善を加えることの収穫は得られた。

 

しかしである。

「私は~」と譲ろうとしない人がいる。

この人は、いつも自分を通そうとする。

これが正解じゃないけど、と言いながら自分の意見をごり押ししてくる。

まったく子どもと関わっていないのにすごいなと思いながら

私は聞いていた。

周りは何も言えず、流されつつある。

 

ここで意志である。

私には、相当な意志があった。

丁寧に話をして、なんとか場はおさまったが後味が非常に悪い。

 

何をするかは最後は本人の意志で決まる。

「誰かが言ったから」と言っても、行動したのは自分の意志だ。

言ったからには、やったからには責任が問われるのである。

それで失敗して責められるのは、誰かではない。

自分なのだ。

 

最後は本人にゆだねる。

それまでの方法やアドバイスをするのは必要なことである。

こんなやり方、こんな方法もあるから参考にしてね。

わからないことがあったら相談してね

これくらいのスタンスでいたほうが自分を出せる人が多いと思う。

上の立場になったら

意志を尊重する先輩でありたいと心から思った。

 

愚痴のような内容になってしまった。

こんな日もたまにはあっていい。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。