U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

受容と共感、他者理解

受容と共感はできることが多い。

他者理解はなかなかに難しい。

誰もが自分の考えを持っているからである。

また、信念や軸があり

言葉では表現できない何かに引っかかることがあったりするからである。

 

ある人が話したことに対して

「そういう考え方もあるんだな」

「おもしろい視点だな」

でとどめておくことができる人は偉大だと感じる。

「いや」、「でも」、「それは違うんじゃないか」

と相手の意見を否定するような形で自己主張をする人もいる。

自己主張が悪いと言っているのではない。

これが何かの答えを導き出す場であるなら

こういった議論は必要であり、よりよい考えにまとまることもある。

内容に合わせて、使い分ける必要があるということだ。

 

特にテーマが大きいこと

例えば、子どもと関わるときに大事なこと

というようなことであれば、1人1人違うのは当たり前である。

育ってきた環境、関わってきた人たち、同じ人など1人もいない。

意見や考えは、違って当たり前である。

どれが正しくて、どれが正しくないということはないと思う。

一般的に見て、社会的に見て、正しくないということはあるかもしれないが

みんなちがって、みんないい

と私は感じる。

 

他者理解は難しい。

理解しようと努める姿勢は立派である。

そこまでで十分である。

受容し、共感し、

自分に吸収できるものは吸収していればいいのである。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。