ユニバーサルセミナー
10日の土曜日、ユニバーサルセミナーに参加した。
内容は模擬授業を3本。
1本目の授業。
詩や俳句などの授業であった。
テンポよく1時間集中が途切れることなく進んだ。
1時間の中で詩や俳句を3つも扱ったのだが
もう終わってしまったのかというくらい集中していた。
1つ1つにしっかりと価値づけし、
発言する人、聞いている人、自分の考えを変えた人
その場にいる全員に伝わるように話していた。
深い教材研究と教材理解があるからこその受けの強さ
時折、リラックスするような小話やボケでの緩急
非常に勉強になった。
以前、watchaの何かで授業の様子を見せていただいたが
見るのと体験するのではやはり違う。
百聞は一見に如かずである。
2本目は、1年生の数の合成の授業。
〇+〇=5
〇+〇=6
についての授業であった。
遊びを学びにつなげるような授業の工夫
これは1年生は楽しくてしょうがない。
加えて、あえてあおるような言葉を投げかけることで
やろうというよりやってやるぐらいを引き出す声のかけ方。
全員が熱中しているクラスの様子が想像できた。
何より、全体を包み込むような優しさ、温かさがにじみ出ていて
一朝一夕では身につけることができない、人間性、人間味かと感じた。
3本目は、ユニットプログラムでの授業。
ユニットプログラムでは、いくつかの活動を組み合わせるということ。
例えば、音読、漢字、読解、書字を1時間で行うということである。
担当の方が特別支援に対して非常に理解のある方で
ずっと共感しながら授業を受けていた。
音読は変化のある繰り返しの中に、立つ座るの動作を入れる。
漢字は読みの確認、空書き、指書き、なぞり書きで声と動作を入れて
視覚優位、聴覚優位、身体感覚優位のすべての人が参加できるような配慮。
読解は、1人で考えること、みんなで考えることの発問の工夫
書くは、感想、日記、絵など自分にあった表現方法と真似ることの安心感
何より暇を与えないための指示が端的でわかりやすかった。
ずっと座っている、活動が終わって暇、ずっと同じ活動は
支援を要する子どもたちには非常に厳しい。
授業の行い方が私とほぼ同じ形だということで非常に安心感と自信を得られた。
久しぶりに集中して授業を学ぶことができた。
空き時間で授業を見に行っても、頭のどこかには子どもたち
もしくは空き時間返上でクラスの子どもたちの支援や授業をしている。
そのため、今回は非常にいい機会に恵まれた。
感謝したい。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。