U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

代行の運転手

お酒を飲んだ帰りに代行をお願いした。

代行は、運転代行のことである。

私の住んでいる地域では、利用する人がとても多い。

長い時で1時間半近く、待つことがある。

待っている間に、居酒屋で時間を過ごしていればよいので

何とも便利なサービスである。

何より、タクシーよりも安いのだからお得である。

 

私は、代行で家まで帰るときに

酔いさましと睡眠防止のために、運転手さんとよくお話をするのだが

先日の運転手さんは、今までの運転手さんとは一味違った。

代行は、回転率がとても大事な仕事である。

できるだけたくさんの運転代行をすることで利益が出る。

そのため、非常にスピードを出して走行する。

私も多くの友人も経験しているから、スピードが速いことは間違いない。

 

しかし、今回の運転手さんはとても安全運転なのである。

私は酔っぱらっているせいもあり

「あまり飛ばさないんですね。代行さんは、結構とばすイメージあったんですけど。」

と何とも失礼なことを言ってしまった。

代行さんは

「ほとんどの代行はそうですよ。でも、お客様の大事な命と車を預かってますから、安全運転です。」

とお話ししてくださったのである。

他にも、

・泥酔している人

・交通ルールを守れない人(乗車人数)

・酔っぱらってモラルのない、失礼な人

は現場まで行って、お断りすることもあるということもお話してくださった。

仕事に対する誠実さ、プロ意識を非常に感じた15分間の車内であった。

 

仕事に対する考え方を改めて考えさせられた。

子どもと向き合うときに

学力の向上はもちろん社会でよりよく生きるための力をつけるために

何が必要で、何をしなければならないのか

具体的な姿、やることをもっていなければならない。

経験を重ねていくごとに、時代が進むごとに変わってくるが

自分の中に、明確な軸をもつことが大事だなと感じた。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。