子どもの思い
先週のことである。
他の支援学級の子どもが近づいてきて
「来年は、先生が担任になってよ。」
と言ってきた。
私が
「うれしいな。どうして先生なの?」
と聞いたら
「休み時間に一緒におにごっこやったから。いや、ちがう。先生のことをぶっとばせるから。」
と言ったのである。
最初に本心を言った後に
恥ずかしくなってとんでもないことを言ったのかなと思った。
意味づけはいくらでもできるが
「休み時間におにごっこをやった。」
ということが、この子の心には強く残っていることがわかる。
子どもたちは、一緒に遊べることがうれしいのである。
支援を必要とする子どもたちは
怒られたり、注意されたりすることが多く
愛情を感じられる場面が多いとは言えない。
だからこそ、「休み時間のおにごっこ」が心に残り
愛情を感じたのではないだろうか。
たった2回しかしていないおにごっこで
来年、担任になってほしいと言う。
嬉しくも悲しい、そして危険性を感じさせられた経験であった。
担任してたくさん遊びたい。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。