U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

子どもの思い

先週のことである。

他の支援学級の子どもが近づいてきて

「来年は、先生が担任になってよ。」

と言ってきた。

私が

「うれしいな。どうして先生なの?」

と聞いたら

「休み時間に一緒におにごっこやったから。いや、ちがう。先生のことをぶっとばせるから。」

と言ったのである。

最初に本心を言った後に

恥ずかしくなってとんでもないことを言ったのかなと思った。

意味づけはいくらでもできるが

「休み時間におにごっこをやった。」

ということが、この子の心には強く残っていることがわかる。

 

子どもたちは、一緒に遊べることがうれしいのである。

支援を必要とする子どもたちは

怒られたり、注意されたりすることが多く

愛情を感じられる場面が多いとは言えない。

だからこそ、「休み時間のおにごっこ」が心に残り

愛情を感じたのではないだろうか。

たった2回しかしていないおにごっこ

来年、担任になってほしいと言う。

嬉しくも悲しい、そして危険性を感じさせられた経験であった。

 

担任してたくさん遊びたい。

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。