学校の「当たり前」をやめた③
フォレスタネットさんからのキャンペーンで学校の「当たり前」をやめた。に当選した。本との縁を作っていただき、感謝である。この本は、5章にわかれて書かれている。各章を読み終えたあとで、その章について書いていこうと思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第3章「新しい学校教育の創造」
この章では、工藤校長が麹町中に赴任されてからの実践について書かれている。
・クラス担任の廃止
・中間・期末テストの廃止
・授業ノートのフレーム化
・手帳の導入
・クエストエデュケーション
・麹中アフタースクール
など、5年間でいくつもの実践を行っている。
社会をみて、これからの時代に必要な力は何か。
明確なコンピテンシーはあるのか。
最上位の目的にそっているのか。
既存の枠にとらわれず、常識やタブーにとらわれず、未来を生きる子どもたちに何が必要なのか見据え、教育を考えていく。
これらのことを軸にして、さまざまな活動の見直し、修正、導入を行っている。
そして、工藤校長自ら、必要な人材にスピーディーに連絡をとり
たくさんのつながりをもって実践という形にまで至っている。
この章でも、繰り返し「最上位の目的」という言葉が出てきた。
この軸をはっきりさせることが重要であると理解することができる。
目の前のことを1つ1つクリアしていくことで手一杯の毎日だが
最上位の目的を明確にし、指導することが大切である。
また、行動力の重要性も非常に感じた。
工藤校長は、最上位の目的のために必要な人材にすぐに連絡していた。
ツアーの企画を考える学習では、旅行会社の人を外部講師として招き
子どもたちに必要な力をつけさせるために
実際に働いている人や精通している人を積極的に呼んでいるのである。
当たり前、常識、タブーにとらわれることなく
これからの時代に必要な力は何かを考え
積極的に行動する
すべては子どもたちの未来のためである。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。