U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

遊び

390 特支学級記2/22月 遊び

 

 

朝、今週はあいさつ。

あいさつの声は小さいが

何人もの子どもたちが話をしに来てくれる。

嬉しいし元気がもらえる。

 

1時間目。

自立活動の時間。

5年生以下は6年生へのプレゼント作り。

6年生は農園をきれいにした。

ただ綺麗にしても面白くない。

今話題の呪術廻戦風に綺麗にした。

スコップを使って土を掘り起こしたのだが

自分で綺麗にしたところを自分の領域にできるというもの。

掘れば掘るほど領域を展開できるわけである。

楽しくできたからよかった。

 

2時間目。

CDEと授業。

宿題と宿題直し。

その後、国語の教科書を読んだ。

今回も言葉に注目しながら読んでいく。

語彙を増やすこと、言葉の意味を知ることも意識しているが

物語をより深く楽しんでほしいという思いがある。

楽しいと思うことができれば

本を読んだりマンガを読んだりすることにつながるし

本でもマンガでも文字に触れる機会が増えれば

自然と言葉も漢字も覚えるようになるからだ。

また、読みが浅い、読み誤りがあるところ、気づかないところを

教えることも目的である。

 

3、4時間目。

全員交流の時間。

 

給食。

今日は支援級でみんなで食べる。

週2回みんなで食べるようにしている。

その時、いつも鬼ごっこの話になるのだが

毎週水曜日にどの交流クラスの鬼ごっこに入るかの話題に。

いつも自分のクラスに入ってほしいというEだが

3月から交流で過ごすようになるBを思って

「Bのために今回は譲るよ」

と言ってくれた。

「なんで?」と聞くと

「Bが3月から交流行っちゃうから、少しでも楽しい思い出作ってほしいから」

と答えてくれた。

なんとも心温まる瞬間で涙が出そうになった。

 

昼休み。

久しぶりの鬼ごっこ

先週は新登校班編成があって全く遊べなかったからか

子どもたちはいろんな先生を誘っていたようだ。

3人もの先生とも一緒に鬼ごっこをやった。

人が多い方が面白いからとたくさんの人を誘ったようだ。

些細なことかもしれないが

子どもたちが自分たちで人を誘いに行き、ルールを説明し

みんなをまとめて遊びを始める

これができるのは本当にすごいことだ。

人とのコミュニケーションがきちんと取れているし

ルールを理解し、言葉で伝えることができている。

さらに小集団をまとめて、指示を出しているのだ。

遊びの中で力が育っている。

遊びは1番の学びだ。

 

5時間目。

全員交流の時間。

ABの交流に行くと

お世話になった先生方へのメッセージを書いていた。

ABに

「この時間は入ってきちゃダメだから。校長先生も追い出したから先生もダメ。」

と言われてしまった。

ちゃんと状況を理解しての発言で嬉しい。

 

6時間目。

全員交流の時間。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

今日は休みです。

昨日の暖かさが嘘のように寒いです。