境界知能とグレーゾーン④
389 境界知能とグレーゾーン④
今回は、第4章 行動が落ち着かない子を見逃すな
について書きたいと思う。
この章で、印象に残っているのは
「褒めるのはみんなの前で、注意するのは個別に」
という言葉だ。
納得できるところもあり、ちょっと違うなというところもある。
大原則は
褒めるのはみんなの前で、注意するのは個別にの方がいい。
ただ、発達段階や状況によっては
褒めるのは個別に、注意するのはみんなの前でという時もある。
特に高学年の子どもたちは
個別に褒めたり個別に注意したりするのがよい。
思春期に入り
友達や人からの視線、どう思われているのかを非常に気にするからだ。
些細な事がきっかけで人間関係がこじれることもある。
逆に低学年は、みんなの前で褒めるのがよい。
本人はすごく嬉しそうにするし
周りの子どもたちは自分も自分もというように真似をするようになるからだ。
相乗効果でぐんぐん良くなる。
低学年は正しいことを指導するときには
叱ることよりも褒めることを重視するといいかもしれない。
もちろん叱ることも必要だ。
マンガで書かれていて本当にわかりやすく読みやすい1冊だった。
具体的なアプローチの仕方や支援の仕方も書かれていて
明日から使える、考えられるものばかりだった。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
明日頑張ればまた休日です。
頑張ります。