U-----s blog

小学校の先生です。特別支援学級で子どもたちと楽しく過ごしています。日々感じたことを綴っています。通常学級の経験もあり

Aに感動

388 特支学級記2/19金 Aに感動

 

 

朝、いつものように立哨。

ようやく金曜日。

疲れているが気分が上がる。

 

1時間目。

CDと授業。

宿題と宿題直し。

その後、カードから紙を剥がす仕事をお願いする。

ストレス発散だーと言って

ビリビリに剥がしまくる(笑)

シュレッターにかけるから問題ない。

 

2時間目。

CDと授業。

国語の教科書を読んだ。

言葉に注目して考えさせる。

また、言葉から状況や様子、動きを考えさせる。

尊敬する先生方から国語の教え方を学んでいるおかげか

子どもたちにも国語の授業が意外と好評だ。

集中力も上がるし正しく読めていればすぐに評価もするので

やる気になるようだ。

 

3時間目。

全員での授業。

それぞれの課題に取り組む。

授業の後半Eから

「先生、少し外に出て体を動かしたいです。」

と申し出がある。

私がこのような申し出をされたときには

子どもたちに返す言葉はいつも同じである。

「みんなに頼んで、みんながOKだったらいいよ。」

1人では外に行くことはできないので

必ずお願いや交渉をさせるようにしている。

話し合いの練習になるし、折り合いをつける学びにもなるからだ。

みんな快くOKしてくれたが

その後にAがみんなにあることを言ってくれた。

「本当だったら勉強しないといけない時間だからね。でも、先生が特別に許してくれたから、外に行けるってことを考えて遊ばないとダメだよ。」

聞いたときに涙が出るほど嬉しかった。

ちゃんとわかってくれているし、それをみんなに伝えてくれたことが

本当に嬉しかった。

どんな時もAと真剣に向き合ってきてよかったと心から思った。

その後、みんなで外に行き

ブランコをしたり鬼ごっこをしたりして体をリフレッシュさせた。

外出自粛でただでさえ友達と元気よく遊べないのだから

学校でぐらい遊ばせてやらなければ子どもたちがかわいそうだ。

遊んだり運動したりできないというのはストレスにもなる。

こういう時間をこそ大事にしたい。

 

4時間目。

全員交流の時間。

スッキリしたからかみんなよく頑張っていた。

 

昼休み。

今日で最後の新登校班編成。

ようやく終わった。

どっと疲れた。

 

5時間目。

ABと授業。

国語の教科書を読んだ。

CDの時と同様に言葉に注目して考えさせる。

学習した後は、しばらく行っていなかった農園の状態を確認しに行く。

そこそこ草は生えていたが汚くはない。

冬の植物の様子や動物がいないことの確認ができた。

これも立派な学びである。

 

6時間目。

Eと授業。

Eとも国語の教科書を読んだ。

その後、水に色をつける実験がしたいといい

外にある色のついた植物を取りに出かける。

好奇心は大事だ。

できる範囲であればやりたいと思ったことはどんどんやらせる。

Eと活動しながら

途中で体育館でのABの体育や外でのCDのレクの様子を見て回る。

楽しそうにやっていた。

交流の友達とも仲良く楽しく過ごせるのは本当にありがたい。

受け入れてくれる子どもたちと先生に感謝だし

そこに入っていこうとする子どもたちに感心である。

 

放課後。

保護者と一緒に中学校と面談。

中学校での生活についての相談を行った。

前向きな気持ちで進学できそうだ。

 

 

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

土日はゆっくり休みたいと思います。